公開日:2011年5月3日
執筆者:水口貴博

失恋直後の30の苦しみと気づき

  • 別れたくなくても、
    別れなければいけない恋愛もある。
失恋直後の30の苦しみと気づき

別れたくなくても、別れなければいけない恋愛もある。

「友人に戻りたい」
そう告白をしてきたのは、彼女からでした。
6年間付き合い続けた彼女とは、不思議な関係でした。

男性から告白をして恋愛が始まり、女性から別れを告げて恋愛が終わる。

どの時代、どの国でも告白をするのは、男性です。
子孫を残す本能があり、強い性欲があります。
勢いがあります。

女性は、男性より強い。

女性は、一見するといちずです。
恋愛中「あなたしかいません。あなたがいないと生きていけない」と言います。
付き合っているときも、1人の男性に徹底します。

誰と付き合っても「もっといい人がいるかもしれない」と思うもの。

人は誰かに告白をしたり、付き合ったりしているとき、ふと思うことがあります。
「もっといい人がいるかもしれない」です。
付き合う前は、強い憧れがあって輝かしく見えたのに、いざ付き合いが始まると、急に色あせて見えることがあるのです。

男性と女性を、同じ条件で同じように考えてはいけない。

恋愛で慣れてしまうと、態度が悪くなると言います。
実際に慣れてしまうと、慣れていることすら、気づかないものです。
それを実感した出来事がありました。

弱音の1つでも吐いていないと、長い人生、やっていけない。

「恋愛は、依存症に似ているな」
失恋をして、そう思いました。
相手がいることで、ほっと安心します。

恋愛はサイコロだ。
思うような結果が返ってこないもの。

さいころは、四角い形の面に、1から6までの数字が刻まれています。
サイコロをふると、1から6までの数字のどれかが出ます。
さいころは不思議です。

気持ちよく別れるのは、思ったより難しい。

恋愛の法則があります。
「大好きは、大嫌いにもなりやすい」です。
誰かを大好きになっているとき、怖くなるときがあります。

友人より好きな人から約束を破られるほうが、ショックが大きい。

「友人とする約束」と「好きな人とする約束」があります。
どちらも約束には変わりありません。
しかし、破られたときのショックには、違いがあります。

失恋の実感や苦しみは、時間が経ってからやってくるもの。

失恋をしたとき「地震に似ているな」と思いました。
自分、これまで何度か失恋をして、ふと気づきました。
失恋の実感や苦しみは、失恋直後ではなく、しばらく経ってからやってきます。

「好きになったら負け。好かれるのが勝ち」を考えすぎない。

「好きになったら負け。好かれるのが勝ち」
恋愛では、この格言を耳にすることがあります。
たとえ、耳にしたことがない人でも、何度か恋愛をしているうちに気づくこともあるでしょう。

他人の失恋を笑ったり非難したりする人は、無視していい。

他人の失恋を知って、笑ったり非難したりする人がいます。
「どうせうまくいかないと思ったよ」
「何かひどいことをしたんでしょう」

失恋をして、ほっとしていい。

私は失恋をしたとき、ほっとしました。
悲しい気持ちはもちろんあったのですが、妙な安心感もありました。
「この失恋が、結婚前でよかった」

失恋をした直後こそ、無理にでも太陽に当たる。

失恋をしたのは、夜でした。
当然、その夜は、なかなか寝られませんでした。
付き合っていたことを思い出したり、自分の悪いところを反省したりしていました。

失恋直後は、夜と接する時間をできるだけ短くする。

昼間は、太陽からの日光のおかげで正常な精神を取り戻せます。
失恋直後でも、昼間は太陽の光さえ浴びていれば、比較的正気を取り戻せます。
しかし、問題は、夜です。

書くと、失恋からの立ち直りが早くなる。

失恋した直後、思ったことを吐き出したい欲求に駆られました。
今、書いています。
思いついたことを、思いついた順番にどんどん書いています。

何もせずにぼうっとしているのは、頭の中がエンストを起こしている状態。

今、失恋をしてぼうっとしています。
失恋直後の人が、ぼうっとする気持ちについて、今ならよくわかります。
口では言い表せないほど、何もしたくないのです。

振る側より、振られる側でよかった。

振られたとき、思いました。
自分が振られる側でよかったと。
振られたとき、泣きました。

なぜ、失恋をすると、食欲がなくなるのか。

失恋をすると、食欲がなくなります。
食欲が湧かないどころの話ではありません。
食べたい気持ちが湧かない。

嘘でもいいから、相手の新しい恋を応援する。

恋人と別れたとき、だらだらした未練がありました。
本音を言えば「またよりを戻したい」と思っていました。
よくないとわかっていても、別れてからしばらくの間は、考えてしまうのです。

失ったことだけではなく、得られたことにも、目を向ける。

人間は、失恋をしないと成長できません。
自分が経験をして、そう思いました。
何も言い訳をするために、無理に言っているわけではありません。

失ったことはつらいが、致命的ではない。

失恋をした直後、東日本大震災が起きました。
マグニチュード9.0の超巨大地震です。
私は、東京の新宿にある高層ビルの22階にいました。

失恋をしたときこそ、歴史の本を読むべきだ。

失恋をしたとき、歴史の本を読んでみましょう。
私は歴史が好きなので、本棚にいつも歴史の本があります。
山川出版社の日本史と世界史の両方をそろえています。

男性は、付き合えないとわかった女性に対して、急に冷たい態度を取りやすい。

「男は、付き合えないとわかった瞬間から、急に冷たい態度を取るよね」
これは昔、キャバクラ嬢をしていた女友達が、ふと口にした言葉です。
どきっとしました。

失恋直後、自然な自分の声に耳を傾けると、癒される。

失恋直後には、2通りの反応があります。
・失恋したからこそ、新しい恋へ目を向け、行動する人
・失恋直後は、しばらく1人でいたい人

失恋直後、何もしたくないと思う。
恋愛に疲れた心と体を癒す時間と考える。

失恋をした直後「何もやりたくない」という衝動に駆られました。
不思議な感覚です。
「何かをしたい」という衝動ではなく「何もしたくない」という衝動です。

失恋直後は、なぜか不思議な勇気が出る。

失恋直後は、心にぽっかり穴があきます。
その穴を埋めようと、自然と新しい人間関係を求めたくなります。
大切な人を失ったからには、怖いものはありません。

寒い冬に失恋をすると、震えの本当の原因がわかりにくくなる。

私の失恋は、昔からなぜか寒い冬に多い気がします。
わざとそうしているわけではありません。
なぜか、多いのです。

寒い環境は、失恋からの立ち直りに時間がかかりやすい。

寒い状況は、どことなく考え方がマイナスに傾きます。
ただでさえ失恋をすれば悲しい気持ちになりますが、そのうえ寒いと、苦しい状況がより鮮明になるのです。
寒いと、行動も鈍くなりがちです。

「男(女)が信じられなくなった」
そう口にする独特の心理状態とは。

失恋をした人が、よく吐く言葉があります。
「男が信じられなくなった」
「女が信じられなくなった」

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