人間は、失恋をしないと成長できません。
自分が経験をして、そう思いました。
何も言い訳をするために、無理に言っているわけではありません。
きれい事のように聞こえるかもしれませんが、本当にそう思っています。
失うことで、得られることがありました。
失恋をすることで「恋愛」には明るいことだけでなく、つらいこともあると体感したからです。
人間は、物事がうまくいっているとき、自分の行動をなかなか反省しません。
うまくいっているときは「正しいことをしている」と思ってしまうからです。
「これでいい。このままでいこう」と思います。
しかし、うまくいかなかったとき、反省をします。
うまくいかなかったのは、何か理由があるはずです。
悔しかったり苦しかったりする心の葛藤を少しでも和らげるために、原因を知りたくなります。
原因がわかれば、次からうまくいくだろうと思えるようになり、心の傷が緩和されます。
スポーツの試合でも、勝つより負けるほうが、学びが多いのと同じです。
負けた事実は残念ですが、学びがあります。
その学びは貴重です。
負けないかぎり、わからないのです。
負けないかぎり、見えない一面もあります。
恋愛も、失恋という事実は残念ですが、学びがあります。
その学びは貴重です。
失恋しないかぎり、理解できないことがあります。
失恋しないかぎり、見えない一面もあります。
そのとき「失恋をして嫌だ。耐えられない」と考えるのをやめました。
「失恋をして、よかった」と考えるようにしました。
失恋を受け入れる。
すると、失恋の暗い面だけでなく、明るい面が見えてくるようになります。
失恋直後は苦しいですが、苦しみが成長へと変わるのです。
失ったことばかりだけではなく、得られたことに目を向けるのです。