恋人と別れたとき、だらだらした未練がありました。
本音を言えば「またよりを戻したい」と思っていました。
よくないとわかっていても、別れてからしばらくの間は、考えてしまうのです。
しかし、だらだらした未練を残すのはよくありません。
どうすればいいのかと思ったとき、ふと、自然と次の言葉が思い浮かびました。
「新しい恋、応援しているよ」
なぜかそういう言葉が、頭に浮かんだのです。
応援しているという言葉は、半分は本当ですが、半分は嘘です。
本音で言えば、またよりを戻したいと思っています。
しかし、もう終わった恋です。
悔やんでも仕方ありません。
終わった恋の未練を残していると、次の恋への足かせになります。
未練を振り切るため、あえて自分の考えと真逆の行動をする。
よりを戻したい気持ちがあっても、逆によりを戻せないようにする。
そういうことを考えていたとき「新しい恋、応援しているよ」というフレーズが頭に浮かんだのです。
天の声のように、ふと浮かびました。
別れてしばらくして、元彼女に「新しい恋、応援しているよ」というメールを送りました。
すると、彼女から「ありがとう。貴博君も新しい恋、応援しているよ」という返事が来ました。
心の決着がうまくついて、きれいに別れられそうな気がしたのです。