なぜいつもダイエットが失敗するのか。
それは、我慢が大きいからです。
食事を制限したり、つらい運動をしたりなど、我慢を重ねなければなりません。
それも長期間、続けてしなければなりません。
長続きがせず、途中で挫折してしまうわけです。
人間にとって我慢が好ましくないことは、ダイエットという失敗例から証明されています。
貯金も同じです。
貯金をしているつもりにもかかわらず、なかなかお金が貯まらない人がいます。
節約しているはずだけれどお金が貯まらない、という不思議な現象です。
それは一方で節約をしながら、別の場面では、ストレス発散にお金を使っているからです。
我慢は、すれば体の中で自然と消えるわけではなく、蓄積されています。
それは行動のどこかで発散されているわけです。
いらいらしたり、過食や拒食になったり、睡眠不足になったりするのは、ストレスがたまっているからです。
我慢は、代表的な「ストレスの元」です。
ダイエットも貯金も、本人にとってストレスとなってしまえば、もちろん長続きはせず、体を壊してしまう元凶になります。
我慢をしない方法を考えましょう。
我慢をしない方法で実現させていけばいいのです。
勉強にしろ、貯金にしろ、人付き合いにしろ、仕事にしろ、我慢をしないで済むことは、それだけ長続きがするということです。
人間はどんなことが長続きするのかというと、楽しいことにです。
楽しいことは我慢が不要です。
もちろん我慢もあるはずですが、満足感があるため、我慢も楽しみの1つに変わっているのです。
ダイエットや貯金に成功する人は、楽しんでいる人です。
我慢を我慢と思わず、それも楽しみの1つと考えているから、長続きができ、結果として成功できるのです。
あなたの生活の中に、我慢がどのくらいあるか振り返ってみましょう。
おそらく長続きしないでしょう。
ストレスであり、苦しんでいるからです。
「楽しみ」のある方向へと方向転換すればいいのです。
かっこいいことや見栄を張ってしまうと、我慢をしなければならなくなります。
見栄を張るための我慢はやめて、素直に楽しめる方向に歩むことです。
方向転換をしましょう。
我慢がなくて楽しいからこそ長続きができ、あなたにとって本当の意味での「ぴったり」となるのです。