真夏日にもかかわらず、クーラーに頼らない人がいます。
毎年夏の時期になると、クーラーを我慢したせいで命を落とした人のニュースが流れます。
残念ながら、それは現在も絶えません。
特に多いのは年配者です。
30度以上の気温にもかかわらず「我慢が美徳」「電気代の節約」の考え方から、クーラーに頼ろうとしません。
地球温暖化の影響もあって、年々夏の暑さが尋常ではなくなってきています。
「暑かったけどクーラーなしで頑張ったよ」と自慢げに話す人もいます。
それは自慢になることでもありません。
精神論で真夏日を乗り切ろうとするのは大変危険です。
精神論で何とかなる話ではありません。
「我慢が美徳」という考え方は時代後れです。
クーラーなしで激しい暑さを我慢するのは、健康の問題ではなく、もはや命の問題です。
変に意地を張っていると、命を落としかねません。
真夏日の中をクーラーなしで過ごすのは、サウナで過ごすようなもの。
根性だけで1時間も2時間過ごすのは不可能です。
サウナにも限界があるように、真夏日の中をクーラーなしで過ごすことにも限界があります。
「我慢は美徳」と言いますが、クーラーなしで真夏日を我慢するのは、美徳ではなく、もはや悪徳です。
「電気代がもったいない」という考え方の人もいるでしょう。
たしかにクーラーの電気消費量は多いですが、だからといって無理に我慢するのは危険です。
真夏の日には電気代を気にしている場合ではありません。
節約ができても、命を失っては意味がありません。
クーラーだけでなく、小まめな水分補給も大切です。
暑いときは自然と大量の汗をかいていて、体内の水分が急速に失われています。
喉の渇きを感じてから飲むのではなく、喉の渇きを感じる前に飲むことをおすすめします。
暑いのを我慢するのは、サウナだけで十分です。
電気代は気にせず「我慢は美徳」という考え方も捨ててください。
真夏日はきちんとクーラーをつけるのが賢明です。
特に35度以上の猛暑日ともなれば、クーラーは何が何でも必須です。
お金も健康も、命には変えられないのです。