執筆者:水口貴博

不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

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久しぶりに会う友人が急に契約の話を持ち出してきたら、即中座すること。

久しぶりに会う友人が急に契約の話を持ち出してきたら、即中座すること。 | 不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

社会人になったある日のこと、学生時代の友人から連絡が来ました。

「久しぶりだね。○○だよ。覚えている?」

数カ月ぶり、数年ぶりです。

久しぶりに連絡が来ると嬉しくてたまりません。

自分のことを覚えていてくれ、わざわざ連絡をしてもらえるのは、あたりがたいことです。

飛び上がるような喜びがあって、一瞬でテンションが上がるでしょう。

異性の友人ならなおさらです。

嬉しくて懐かしくて、久しぶりに会う約束をしました。

数日後、おしゃれなカフェで再開を果たし、昔話に花を咲かせて楽しいひとときを過ごします。

ところが、途中から話の流れがおかしくなりました。

契約の話を持ち出してくるのです。

「こんな話があるんだけど、どう?」と誘ってきます。

断っても「絶対おすすめだよ」「必ずうまくいくから」としつこく食い下がってきます。

だんだん気持ちが揺らいできて「せっかく連絡をくれたのだから、まあいいかな」と思いそうになる……。

さて、もしこうした状況に遭遇することがあれば、あなたが取るべき行動は1つです。

友人が急に契約の話を持ち出してきたら、いかなる理由があろうとも、即中座してください。

直ちに話を打ち切って、その場から離れましょう。

それは「マルチ商法」です。

マルチ商法は、学生時代の友人に久しぶりを装ってアプローチするのが常套手段じょうとうしゅだんです。

残念ですが、その友人は純粋な気持ちであなたに連絡を取ったのではありません。

マルチ商法であなたを利用しようとしているだけです。

これほど失礼なことはありません。

それ以上話を聞いても仕方ないので、中座するのがベストです。

中座の理由は何でもかまいません。

「急用を思い出した」「次の予定が入っているから」など適当な理由でOK。

友人だからといって、情に流される必要はありません。

断るのは申し訳ないと思う必要は一切なし。

そういう友人とは今後関わりを持たないほうが身のためです。

そのままほいほい話に乗ってしまうと、マルチ商法の餌食になってしまいます。

魅力的な異性であろうと、どれだけ話が盛り上がっていようと、その場から離れましょう。

それでも相手がしつこく食い下がってくるようなら、縁を切ってもかまいません。

マルチ商法の被害者にならないためにも、この鉄則を守るようにしてください。

久しぶりに連絡をくれた嬉しさでガードが緩くなりやすいタイミングですが、きちんと目を覚まし、心を鬼にすることです。

不要なトラブルを避ける注意ポイント(20)
  • 久しぶりに学生時代の友人から連絡が来て、契約の話を持ち出してきたら、即中座する。
クレーム対応のコツは1つだけ。
余計な言い訳はせず、3倍大げさに謝罪すること。

不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

  1. トラブルを避ける一番の基本は「確認」。
  2. 言葉遣いの悪い人は、犯罪予備軍。
  3. あなたの身の回りに「借りたままになっているもの」はありませんか。
  4. どんなことがあっても、違法業者とは関わらない。
  5. 自分がされて嫌なことは、人にしない。
  6. 黄色信号の意味を誤解していないか。
    黄色信号でダッシュしていると、交通事故を起こすのは時間の問題。
  7. 小さなトラブルはすべて、大きなトラブルの前兆。
  8. 譲る習慣は、トラブルを減らす習慣。
  9. 予定を詰め込みすぎる癖は、時限爆弾。
  10. 失敗から得た反省や教訓は、きちんと書き留めておく。
  11. 音によるストレスを軽視しない。
    生命の危険に及ぶことすらある。
  12. せきやくしゃみを繰り返す人がいれば、こっそり距離を置く。
    距離を置けない状況なら、マスクをする。
  13. 備えがあれば、大地震が来ても怖くない。
    面倒くさがり屋は、防災グッズがおすすめ。
  14. 病院の問診票は、正直に書く。
    結局は自分のため。
  15. 悪いことはしていなくても、疑われるようなことはしない。
  16. すれ違いざまに人と肩がぶつかったとき、スルーするのはよくない。
  17. 危険な場所でふざけるのは絶対NG。
  18. 貧血を「仕方ない」で終わらせていませんか。
  19. 事情がないかぎり、インフルエンザの予防接種は受ける。
    防げるものは防ぐのがプロ。
  20. 久しぶりに会う友人が急に契約の話を持ち出してきたら、即中座すること。
  21. クレーム対応のコツは1つだけ。
    余計な言い訳はせず、3倍大げさに謝罪すること。
  22. 「みんな」という言葉に惑わされてはいけない。
  23. 舌打ちの癖はやめたがほういい。
    舌打ちをされて喜ぶ人は1人もいない。
  24. 星を眺めながら歩かない。
  25. なかなかお金の話を出さないクライアントとは関わらないのが賢明。
  26. 水分を取らずに頑張ることを美化してはいけない。
  27. 危険な人には近づかない、関わらない。
    知り合ってしまったら、今すぐ縁を切るのが正解。
  28. 真夏日にもかかわらず「我慢が美徳」と思ってクーラーをつけないでいるのは、命の問題に関わる。
  29. 外に鍵を置くのはNG。
    どれだけ巧妙に隠したところで意味がない。
  30. トラブルが去っても油断しない。
    トラブルが去った後こそ、気持ちを引き締める。

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