執筆者:水口貴博

不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

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失敗から得た反省や教訓は、きちんと書き留めておく。

失敗から得た反省や教訓は、きちんと書き留めておく。 | 不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

失敗から得た反省や教訓は、きちんと書き留めておきましょう。

メモでもノートでも何でもいいのです。

日頃から日記をつけているなら、今日のネタとして書き留めておくといいでしょう。

言葉にして記録しておくことは重要です。

しっかり覚えているから大丈夫と思いますが、実際はわかりません。

人は忘れる生き物です。

時間が経てばば、けろりと忘れます。

痛い目に遭って得た反省も教訓も、嵐が過ぎて平穏な日々が訪れると簡単に忘れます。

「そんなこと、あったっけ?」となるでしょう。

痛い記憶も悲しい記憶も、思い出せなくなります。

「自分に限ってそんなことはない」と思うかもしれませんが、それが油断というものです。

つらかったことや苦しかったことは時間が経つと忘れるように、失敗から得た反省も教訓も時間が経つと忘れます。

「もう二度としない!」という心の誓いすら忘れます。

痛い目に遭うことで得た反省や教訓も、忘れてしまえば、なかったも同然です。

反省や教訓を忘れたら、痛い目に遭った意味がありません。

遅かれ早かれ、同じ失敗を繰り返すことになり、余計なトラブルを招くことになります。

「学習能力のない人間だ」と自責の念に駆られるでしょう。

だから書き留めておくのです。

そこで手間を惜しんではいけません。

同じ過ちを繰り返さないためにも、失敗からの反省や教訓は、きちんと書き留めておきましょう。

「もう二度と○○はしない。これからは○○をする」

読み返したとき、過去の反省や教訓を思い出させてくれます。

反省や教訓を忘れていても、読み返せば、感情と共にありありと思い出せるでしょう。

きゅっと気持ちが引き締まり、同じ過ちを繰り返すことなくなるのです。

余裕があれば「感情」も書き留めておく

反省や教訓を書き留めるのはもちろんですが、その限りではありません。

余裕があれば「感情」も書き留めておくといいでしょう。

痛さ、怖さ、悔しさ、恥ずかしさ、情けなさ。

感情が残っているうちに残すことです。

感情をぶつけるように書いてください。

そのときどんな感情で、どれほど苦しかったのか、具体的に書き留めておくことです。

感情も重要なトリガーの1つです。

嵐が過ぎて、平穏な日々が戻ったとき、その記録は必ず役立ちます。

短い言葉であっても、実体験が伴っているので心にじんと響きます。

失敗から得た反省や教訓を振り返ることで、大切なことを思い出させてくれるのです。

不要なトラブルを避ける注意ポイント(10)
  • 失敗から得た反省や教訓は、きちんと書き留めておく。
音によるストレスを軽視しない。
生命の危険に及ぶことすらある。

不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

  1. トラブルを避ける一番の基本は「確認」。
  2. 言葉遣いの悪い人は、犯罪予備軍。
  3. あなたの身の回りに「借りたままになっているもの」はありませんか。
  4. どんなことがあっても、違法業者とは関わらない。
  5. 自分がされて嫌なことは、人にしない。
  6. 黄色信号の意味を誤解していないか。
    黄色信号でダッシュしていると、交通事故を起こすのは時間の問題。
  7. 小さなトラブルはすべて、大きなトラブルの前兆。
  8. 譲る習慣は、トラブルを減らす習慣。
  9. 予定を詰め込みすぎる癖は、時限爆弾。
  10. 失敗から得た反省や教訓は、きちんと書き留めておく。
  11. 音によるストレスを軽視しない。
    生命の危険に及ぶことすらある。
  12. せきやくしゃみを繰り返す人がいれば、こっそり距離を置く。
    距離を置けない状況なら、マスクをする。
  13. 備えがあれば、大地震が来ても怖くない。
    面倒くさがり屋は、防災グッズがおすすめ。
  14. 病院の問診票は、正直に書く。
    結局は自分のため。
  15. 悪いことはしていなくても、疑われるようなことはしない。
  16. すれ違いざまに人と肩がぶつかったとき、スルーするのはよくない。
  17. 危険な場所でふざけるのは絶対NG。
  18. 貧血を「仕方ない」で終わらせていませんか。
  19. 事情がないかぎり、インフルエンザの予防接種は受ける。
    防げるものは防ぐのがプロ。
  20. 久しぶりに会う友人が急に契約の話を持ち出してきたら、即中座すること。
  21. クレーム対応のコツは1つだけ。
    余計な言い訳はせず、3倍大げさに謝罪すること。
  22. 「みんな」という言葉に惑わされてはいけない。
  23. 舌打ちの癖はやめたがほういい。
    舌打ちをされて喜ぶ人は1人もいない。
  24. 星を眺めながら歩かない。
  25. なかなかお金の話を出さないクライアントとは関わらないのが賢明。
  26. 水分を取らずに頑張ることを美化してはいけない。
  27. 危険な人には近づかない、関わらない。
    知り合ってしまったら、今すぐ縁を切るのが正解。
  28. 真夏日にもかかわらず「我慢が美徳」と思ってクーラーをつけないでいるのは、命の問題に関わる。
  29. 外に鍵を置くのはNG。
    どれだけ巧妙に隠したところで意味がない。
  30. トラブルが去っても油断しない。
    トラブルが去った後こそ、気持ちを引き締める。

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