とっさに悪口を言いたくなりました。
むっとすることがあって、心がざわざわして、悪口を言いたい衝動に駆られることがあるでしょう。
悪口のセリフが頭に浮かんで、口が動き始めたその瞬間です。
あなたは頑張りました。
悪口を言ってはいけないと思い出し、口から出かかったところで止めました。
喉のところでぎりぎり踏ん張り、悪口をごくっと飲み込みました。
そんなときはきちんと自分を褒めてあげてください。
「偉い、頑張った、よく耐えた!」と。
我慢しただけですが、これは1つの達成です。
「きちんと自分をコントロールできた」という達成です。
ぎりぎりで危ないところでしたが、きちんと我慢ができたことは称賛に値します。
悪口は、一言でも言ってしまうとNGですが、思うまでは許容範囲です。
嫌な気持ちになるのは誰にでもあることで自然なこと。
大切なポイントは「実際に言うかどうか」です。
頭に悪口が浮かんで言いそうになっても、喉のところで止めればぎりぎりセーフです。
あなたには理性と自制心があることが証明されました。
成果物があるわけではありませんが、理性と自制心が働いて、きちんと自己抑制ができたのは間違いありません。
悪口を抑えたことで、あなたの脳の前頭葉は鍛えられ、以前よりも自己コントロール能力が高まりました。
目に見えない結果であっても、達成があったことを認め、喜ぶことです。
その調子でどんどん前頭葉を鍛えていきましょう。
今回できたなら、きっと次もできるはずです。
我慢するたびに自分を褒めることができます。
悪口を我慢できたご褒美として、おいしいものを食べるのもいいですね。
悪口の我慢ばかりでストレスがたまりそうですが、心配は無用です。
悪口を我慢したストレスは、紙に書くことで吐き出してください。
書いて、書いて、書きまくる。
気が済むまで紙に書いた後は、細かく破って捨ててしまえば、スムーズにストレスを発散できます。