執筆者:水口貴博

落ち着いた人になる30の方法

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「うるさい」と怒鳴る人が、一番うるさい。

「うるさい」と怒鳴る人が、一番うるさい。 | 落ち着いた人になる30の方法

「うるさい!」

子どもがにぎやかに騒いでいるとき、親が子どもを怒鳴りつける光景をときどき見かけます。

「今すぐ静かにしてほしい」

「うるさくて落ち着かない」

大声で子どもを叱ることで、今すぐ言うことを聞かせようとしているのでしょう。

叱るのはいいのですが、叱り方によっては、親のほうがうるさい場合があります。

騒いでいる子どもより大きな声で怒鳴ると、余計に周りの人の迷惑になります。

周りにいる人たちは「子どもよりあなたのほうがうるさいよ」と思うでしょう。

怒鳴った親を怖がった子どもは、今度は泣き始めます。

もっとうるさくなるという最悪の展開になるのです。

こういうときは、小声で「静かにしましょう」と言うほうがスマートです。

「小さな声では素直に言うことを聞いてくれない」と思うかもしれませんが、叱り方の問題です。

子どもの手を握りながら優しく目を見て語りかければ、小さな声でも、子どもはきちんと言うことを聞いてくれます。

「静かにしましょうね」

「静かにしたほうがいい子になれるよ」

「静かにしてくれたほうが、お父さん・お母さんは嬉しいな」

静かで落ち着いた叱り方なら、周りの迷惑になりません。

愛情のこもった言葉なら、周りの人も聞いていても気持ちいいでしょう。

恐怖や威圧で言うことを聞かせるのではありません。

気持ちを込めて、穏やかにしつけるのです。

落ち着いた人になる方法(17)
  • 子どもを静かにさせるときは、大声で怒鳴るのではなく、気持ちを込めて穏やかにしつける。
朝のスタートダッシュは、当日に決まるのではない。
前日の晩に決まる。

落ち着いた人になる30の方法

  1. 落ち着いた人になるとは、モテる人になるということ。
  2. 落ち着いた人だから、落ち着いた服装をするのではない。
    落ち着いた服装をするから、落ち着いた人になる。
  3. 人の品性が現れるのは、言葉遣い。
  4. 落ち着いた人は、階段を1段ずつ上がる。
    急いでいるときでも、1段飛ばし・2段飛ばしをしない。
  5. むかむかしても、耐える。
    いらいらしても、我慢する。
  6. 上品を意識するなら、連打は避けること。
  7. 言い訳することは、癖になる。
    言い訳しないことも、癖になる。
  8. 嫌な人は、対人スキルを磨くために存在する。
  9. 「年齢」を重ねるだけで大人になるとは限らない。
    「成長」を重ねることで大人になる。
  10. ドアや引き戸を「ばんっ」と閉めない。
    クローザーが付いていても、頼りすぎないこと。
  11. 用件に入る前の雑談に要注意。
    雑談はあっても、余計な無駄話は不要。
  12. とげのある言葉に注意する人はいても、とげのある雰囲気に注意する人は少ない。
  13. 急に大きな音が聞こえたときこそ、平常心。
  14. 褒められたい気持ちを捨てれば、スピードが出る。
  15. 美しい花を見ながら、雑な電話はできない。
  16. 「緊張しないように」と考えてはいけない。
    「リラックスするように」と考えるのが正解。
  17. 「うるさい」と怒鳴る人が、一番うるさい。
  18. 朝のスタートダッシュは、当日に決まるのではない。
    前日の晩に決まる。
  19. 雑用だから雑にやっていいわけではない。
    雑用だからこそ丁寧にこなそう。
  20. 緊急のトラブルが発生したときは、復旧・応急処置が最優先。
    原因追及は後で行う。
  21. 重要な意思決定は冷静なときに行う。
    冷静でないときに重要な意思決定を行わない。
  22. マイペースを無視すると、途中棄権を招く。
    マイペースを尊重すると、無事にフィニッシュできる。
  23. 焦りを感じていないから冷静とは限らない。
  24. 大切な事実は、早く知っておくほうがいい。
  25. 入れ替わりでトイレの個室に入るとき、扉が閉まり切る前に入らない。
    きちんと扉が閉まって、3秒置いてから入る。
  26. 焦るのがいけないのではない。
    焦って判断を誤ることがいけないのだ。
  27. 常に冷静でいると、疲れにくくなる。
  28. 悪口を喉のところで止めたあなたは偉い。
    きちんと我慢できた自分を褒めよう。
  29. あたふたしている自分も、人から見ると滑稽に見える。
  30. 冷静な人が成功する。

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