いつまでも心を若々しく保ちたいなら、禁句にしたい言葉があります。
「もう歳だから」です。
中年以降の方によく聞かれる言葉です。
ある程度年齢を重ねると、老いを感じるようになります。
白髪が増えたり体力が衰えたり若いころのようなパワーが出なかったりです。
ある程度年齢を重ねると、肌のハリが衰えたり体力や記憶力が低下したりします。
もう若いとは言えない年齢になると「もう歳だから」という一言を口ずさんでしまう。
何気なく口にしている人もいることでしょう。
日頃の口癖になっている人もいるかもしれません。
しかし、この言葉には十分注意してください。
これほど老いを加速させる言葉はありません。
何気なく口にしやすいからこそ注意が必要です。
一見すると謙虚な言葉に思えますが、精神面に対する悪影響があります。
「もう歳だから」と口にした瞬間、気持ちが下向きになります。
身が縮こまり、束縛されるような感覚になるでしょう。
「もう歳だから」の後には必ずネガティブな言葉が続きます。
「もう歳だから無理」「もう歳だからやめておく」「もう歳だから諦める」です。
謙虚のつもりで口にしているのかもしれませんが、悪影響は計り知れません。
口にした瞬間「心の自粛規制」が始まります。
心に暗い気持ちが広がり、テンションが下がる。
消極的な心が生まれ、自分を抑え込む気持ちが強くなる。
興味のあることを見つけても「やめたほうがいいかな」「我慢したほうがいいかな」と思うようになる。
心理的な抵抗が増して、新しいチャレンジをしにくくなります。
「もう歳だから」と言えば言うほど消極性がエスカレートしていき、行動力が低下します。
言葉は言霊です。
自分の口から発する言葉は、現実化をもたらす力があります。
自分が発する言葉を一番聞いているのは、自分です。
「もう歳だから」と言えば、弱々しい言葉を自分が聞くことになり、ネガティブな自己暗示となります。
結果として本当に弱々しくなってしまうのです。
「もう歳だから」と言わないでください。
老いを加速させるネガティブフレーズですから禁句にしてください。
若いとは言えない年齢かもしれませんが、だからといってわざわざ消極性を促す必要はありません。
医者や友人から言われることはあっても、わざわざ自分から言わないことです。
言いそうになったら喉元でぐっとこらえましょう。
また、言うのはもちろんですが、思うのもよくありません。
心の中で思うだけでも、弱々しいことを考えたことになるので悪影響があります。
あなたの辞書から「もう歳だから」という言葉を削除してください。
「もう歳だから」というフレーズを禁句にすれば、いつまでも若々しい心を保てます。
肉体は老いても、心だけは若々しくいられます。
人生に「もう歳だから」は必要ないのです。