友人や会社を訪問したとき、飲み物を出されることがあります。
コーヒー、お茶、紅茶などです。
「コーヒー、お茶、紅茶のどれがよろしいですか」と、わざわざ好みを尋ねられることもあります。
できるだけ好みに合ったものを、楽しんでいただきたいからです。
ありがたい心配りですね。
「どうぞ」と差し出された飲み物に「ありがとうございます」と言います。
ところで、その飲み物を口にしていますか。
飲み物をまったく口にしないで、その場から去ってしまうと、出した意味がありません。
せっかく出した飲み物も、きっと寂しい気持ちになっているでしょう。
できることなら、一口でもいただきましょう。
差し出された飲み物は、一口でもいただくのが、ベストです。
最初の一口は、できれば早めがベターです。
温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちにいただくと、よりおいしくいただけます。
一口でも飲んでもらえると「出したかいがあった」と思い、喜ばれます。
「おいしいですね」と言えば、もっと喜ばれるのです。
場の雰囲気が、ぱっと明るくなります。
会話なり商談なり、明るい雰囲気の中、よりスムーズに進むのです。