執筆者:水口貴博

日常に点在する幸せに気づく30の視点

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食事をしているのではない。腸の中にいるペットに、餌をあげているのだ。

食事をしているのではない。腸の中にいるペットに、餌をあげているのだ。 | 日常に点在する幸せに気づく30の視点

大げさに言えば、私たちはみなペットを飼っています。

腸内細菌です。

きちんと生きていて、活動しています。

腸内細菌は、消化を助けたり、ビタミンの合成をしたり、外来菌を防いだりする役割があります。

特にすごいのが、数です。

およそ1000種の細菌が、およそ100兆個も生息していることが確認されています。

世界の人口より、はるかに多い数です。

私たちの体の中には、世界より、すごい世界が広がっているのです。

そんな腸内細菌には、大きく分けて2種類あります。

善玉菌と悪玉菌です。

善玉菌は、腸内の活動を活発にしますが、悪玉菌は腸内の働きを妨げます。

どちらの細菌が増えるかは、私たちが口にする食事しだいです。

肉食ばかり食べていると悪玉菌が増えますが、和食中心の食事を心がけると善玉菌を増やせます。

そこで、少し考え方を変えてみましょう。

食事をするとき、腸内にいる善玉菌というペットに、餌をあげるつもりになるのです。

「元気に育ってくれよ」と思って餌をあげるのです。

餌をあげるつもりになると、優しい気持ちになります。

できるだけ腸にいる善玉菌が喜ぶような、質のいい餌をあげようと思います。

食事の量や品質に気を使えるようになります。

腸の中にいるペットのためを思うと、食事に対する気配りが、慎重になるのです。

日常に点在する幸せに気づく視点(24)
  • 腸内の善玉菌に餌をあげるつもりで、食事をする。
飲み物を出されたら、一口でもいただくと、喜ばれる。

日常に点在する幸せに気づく30の視点

  1. 1日が始まるのは、朝起きてからではない。
    誰かに「おはよう」と言ってから。
  2. 挨拶をすると、相手だけでなく、自分も気分がよくなる。
  3. 新メニューを楽しむことも、変化の伴う立派な挑戦。
  4. 間違えた注文は、いつもと違う食事を食べる、いい機会。
  5. 何事においても、楽しもうと思えば、楽しめてくる。
  6. 窓が存在する、本当の意味。
  7. 携帯電話のアドレス帳から消せない人がいるのは、心の本音が反映された結果。
  8. たまにはティッシュ配りのティッシュを、受け取ってみませんか。
  9. 頭に残らなかった本は、自分にとって重要な情報が含まれなかった証拠。
  10. 「明るい話題はないかな」と思いながらニュースを見ると、元気が出てくる。
  11. 人から道を聞かれたとき、実は褒められている。
  12. 横断歩道での待ち時間は、身だしなみを整える時間だと考える。
  13. 無限に広がる空には、想像力を無限に働かせる力がある。
  14. 水は、名前を変えるだけで、もっとおいしくなる。
  15. 便秘解消のポイントは、トイレ掃除にある。
  16. 乗り物の背もたれは、ちびちび倒すほうが余計に気を使う。
  17. 自分の名前の由来を知ると、親からの愛情に気づける。
  18. 自分の字だけは、達筆で書けるほうが得をする。
  19. ファストフード店で待たされるのは、実は喜ばしいこと。
  20. 字が汚いのではない。
    心がこもっているのだ。
  21. 手頃な値段の店だからこそ、マナーを重視すると、ひときわかっこよく見える。
  22. 今のあなたは可能性の塊。
    不可能に思えても、本気になれば、大半は実現できる。
  23. 買い物は、長い列のレジに並ぶほうが、いらいらが小さくなる。
  24. 食事をしているのではない。
    腸の中にいるペットに、餌をあげているのだ。
  25. 飲み物を出されたら、一口でもいただくと、喜ばれる。
  26. 足元にあるごみを、拾ってみよう。
    自分が気持ちよくなれる。
  27. おならをするのは、リラックスしている証拠。
  28. なぜ蝶結びを見ると、自然と嬉しい気持ちになるのか。
  29. 「立って歩ける」という幸せ。
    「歩いて疲れた」という贅沢。
  30. 私たちは生まれてから死ぬまで、地球から、最高においしい食べ物を頂き続けている。

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