「音楽コンサートに行きたいけど、1人では行けません」
「ディズニーランドに行きたいけど、1人では行けません」
「旅行に行きたいけど、1人では行けません」
行きたいところがあっても1人では行けなくて、くよくよ嘆く人がいます。
原因は、恥ずかしさです。
たしかに周りがカップルや家族連れなどのグループばかりだと、1人で行くのは気が引けるでしょう。
「周りから変な目で見られるかな」「寂しい人と思われるかな」など、人目を気にしてしまい、なかなか踏み出せません。
寂しかったり心細かったりして、なかなか1人で行く勇気が出なくて悩むこともあるのではないでしょうか。
しかし、恥ずかしくて1人で行けないと頭を抱えますが、この問題の本質はそこではありません。
ここで気づいてほしい、大切な事実があります。
恥ずかしくて1人で行けないのは、好きな気持ちが中途半端である証拠です。
好きな気持ちが強いなら、1人であろうと平気で行けます。
「1人ではディズニーランドに行けない」と言いますが、1人でディズニーランドを楽しんでいる人は大勢います。
ディズニーランドが大好きな人は、1人でも平気です。
1人でアトラクションに乗り、1人でパレードを見て、すべて1人で楽しみます。
本当に行きたいコンサートなら、1人でも行きます。
周りがカップルであろうと家族連れであろうと関係ありません。
当日はわくわくしながら足を運び、周りの人より目の前のコンサートに集中します。
本当に旅行が好きな人は、1人でも行きます。
団体客ばかりのツアーであっても、気にせず普通に参加します。
一人旅も積極的に楽しみ、どんどん行きたいところに足を運びます。
映画もカラオケも何でもそうです。
本当に好きな気持ちがあれば、自分がどう見られているかどうでもよくなるため、照れや恥ずかしさはゼロになります。
嫌でも本気になってしまい、嫌でも行動してしまうのです。
恥ずかしくて1人で行けないことがあるなら「好きな気持ちがまだまだ不十分」と考えてください。
もっと好きになってください。
心の蓋を開けて、もっと自分を解放させることです。
もっと興味を持ち、もっと心が引きつけられる状態となれば、いても立ってもいられなくなります。
どんどん好きな気持ちが高まって、ある一線を越えたとき、自然と1人で行けるようになります。
「人目なんてどうでもいい」「周りからどう思われようと関係ない」という境地に達します。
「好きで好きでたまらない!」という状態になれば、1人でも行けるのです。