週末になったら、やっておきたい儀式があります。
それは「今週一番頑張ったことへの表彰式」です。
1週間を振り返って、一番頑張ったと思えることを思い出してください。
一番頑張ったことを思い出して、表彰すればいいのです。
表彰式といっても堅苦しく考えないでください。
あくまで個人的でいいのです。
表彰の授与者は、あなた。
表彰の受賞者も、あなた。
表彰式の会場は、あなたの心の中です。
あくまで個人的な儀式ですから、ルールや形式にとらわれず、リラックスして自由に取り組んでみてください。
たとえば、カフェで飲み物を飲みながら今週の出来事を思い出せば、いい時間を過ごせるでしょう。
自分の部屋で、まったりしながら静かに思い出すのもよし。
湯船に浸かりながらでもOKです。
もちろんやらなければいけないものではありませんが、ないよりあったほうがいいものです。
あなたの好きな方法で表彰式授賞式を開催してください。
自分で自分に賞を贈りましょう。
「今週はこれを一番頑張りましたね。おめでとう! 素晴らしい! この調子で引き続き頑張りましょう」と。
きちんと表彰することで気持ちに区切りがつきます。
「また来週も頑張ろう!」と思えるようになるでしょう。
賞の名前は「今週一番頑張ったこと大賞」です。
賞にきちんと名前を付けることで、それらしくなり、ますます面白くなります。
1週間を振り返る機会にもなると同時に、気持ちのうえでも1週間のよい区切りになります。
また自分を認める行為によって自信がついて、自己肯定感が安定します。
しっかり頑張ったことがなくてもいいのです。
だらだら過ごした1週間であっても、まったく何もしていないことはないはずです。
その中から一番頑張ったことを思い出してください。
自己判定でいいのです。
あなたの努力はあなたが一番知っています。
自分なりにベストを尽くしたことがあるでしょう。
米粒のように小さなことでもいいので、1週間を振り返って一番頑張ったことを思い出しましょう。
「自分なりに頑張った」ということがあれば十分です。
たとえ結果が出ていないことでもいいのです。
結果は出ていなくても「自分なりに頑張った」という事実があれば、受賞に値します。
自分に表彰したら、お祝いにごちそうやスイーツを食べるのもよし。
おいしいものをできれば、心も体も元気がチャージされ、また来週も頑張れます。
これを習慣にすれば、週に1回は自分を認めることになるので、自己肯定感が安定します。
明るいイベントとなり、毎週末が楽しみになります。
いいリズムが生まれ、人生がうまくいきます。