「おいしくなさそう」と思うことがあるでしょう。
日常でときどきある場面ですが、この何気ない瞬間に注目です。
「おいしくなさそう」と思って食べない人は、ほかの場面でも同じ行動パターンが見られます。
「難しそう」と思うことは、第一印象で決めつけ、実際にやることはありません。
「できなさそう」「合わなさそう」と思うことも、最初から早々に諦めます。
見た目だけで判断する癖がついているのです。
これはよくありません。
見た目だけで決めつけるのは悪い癖です。
実際にきちんと試していないのに、見た目だけで判断するのはもったいない。
見た目というのは、五感のうち視覚情報だけを頼りにすることです。
視覚情報だけで判断すると、裏側に運やチャンスが隠れていても、気づかないまま通り過ぎてしまうでしょう。
「おいしくなさそう」と思って食べないとき、見た目だけで判断する癖があることに気づくことです。
「おいしくなさそう」と思ったときが、運命の分かれ道です。
「おいしくなさそうだから食べない」ではなく「おいしくなさそうだからこそ試しに食べてみる」です。
見た目や印象だけで判断せず、実際に確かめてみましょう。
別に死ぬわけではありません。
それが売られているということは、きちんと食べられるものである証拠です。
おいしくなくても「まずい」と思う程度です。
見た目のとおり、おいしくないかもしれません。
見た目とは違って、意外とおいしいかもしれません。
見ているだけでは想像にすぎませんが、実際に食べてみれば正しい現実がわかります。
想像だけではわからない、具体的なことまでわかるのです。
大切なことは、見た目だけで判断せず、実際に試してみる習慣です。
視覚だけを頼りにするのではなく、五感を総動員させてください。
見た目だけで判断せず、実際に試す習慣があると、ほかの場面でも同じ行動を取るようになってプラスに働きます。
「難しそうだけど、とりあえず取りかかってみよう」
「できなさそうだけど、一度やってみよう」
「合わなさそうだけど、念のため試してみよう」
そうした中で「あれ?! 思っていたのと違うぞ!」という発見があります。
予想外のことがあり、運やチャンスをつかんでいけるのです。
おいしくなさそうだから食べないのか、おいしくなさそうだからこそ食べてみるのか。
ささいな場面ですが、ここに運とチャンスが隠れています。