執筆者:水口貴博

あがり症対策に役立つ30の基本知識

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「自分はできる」と信じることを、練習をサボることと一緒に考えない。

「自分はできる」と信じることを、練習をサボることと一緒に考えない。 | あがり症対策に役立つ30の基本知識

「自分はできる」

どんな状況であっても、自分を信じることが大切です。

本当は自信がなくてもいいのです。

自信はなくても、前を向き、胸を張り、堂々とする。

嘘でもいいから「自分はできる」と信じるからこそ、緊張する場面でも心が強くなります。

自分はできると信じることで、自己暗示の力が働き、潜在的な可能性を引き出せます。

しかし、ここで注意したいことがあります。

「自分はできる」と信じることを、練習をサボることと一緒に考えてはいけません。

「『自分はできる』と信じているから、練習もサボっていいよね」という考えは間違っています。

自分を信じているからとはいえ、練習をサボっていいわけではありません。

「自分を信じる気持ち」と「練習による慣れ」は、完全に別です。

信じる気持ちは心を強くさせますが、慣れるためには練習が必要です。

「自分はできる」と信じて練習をサボると、本番ではがちがちに緊張して、ミスや失敗の連続になるでしょう。

信じることは、サボることではありません。

「自分はできる」と信じていても、練習は必要です。

夢に出てくるくらい、徹底的に練習すること。

少し慣れていたとしても、初心を思い出して練習に打ち込むこと。

どれだけ「自分はできる」と信じていたとしても、徹底的な練習が欠かせません。

「自分はできる」と信じつつ十分練習をした人が、本番を乗り越えられるのです。

あがり症対策に役立つ基本知識(14)
  • 「自分はできる」と信じていても、猛烈な練習を心がける。
慣れに才能は必要ない。
慣れは、すべての人に備わっている能力。
必要なのは、練習量のみ。

あがり症対策に役立つ30の基本知識

  1. あがり症とは何か。
  2. あがり症になるメカニズム。
  3. あがり症をチェックしよう。
    あがり症によく見られる15の特徴。
  4. あがり症を引き起こす5大原因。
  5. あがり症になりやすい7つの性格。
  6. あがり症になりにくい3つの性格。
  7. あがり症は遺伝なのか。
  8. あがり症は病気なのか。
  9. あがり症を治す薬はあるのか。
  10. あがり症の代表的な3種類の治療法。
  11. あがり症の原因は2つある。
    「人前で話す技術の不足」「上手に話す技術の不足」。
  12. 発表のお手本を見つけて、参考にしよう。
  13. 練習によって自信をつけることが、緊張に強くなる王道。
  14. 「自分はできる」と信じることを、練習をサボることと一緒に考えない。
  15. 慣れに才能は必要ない。
    慣れは、すべての人に備わっている能力。
    必要なのは、練習量のみ。
  16. いつの間にかあがり症が治っていた事例もある。
    自然とあがり症が治る事例の共通点とは。
  17. 場数を踏むだけであがり症が治らない2つの原因とは。
  18. 時間は、短く区切るだけで、時間感覚も変わる。
  19. 緊張して寝られないときの2つの対処法。
  20. 緊張で汗をかきやすい体質についての考え方。
  21. あがり症という短所は、面接でどう説明すればいいのか。
  22. あがり症は、あなたのチャームポイント。
  23. あがり症は、短所ではなく長所。
    素晴らしい可能性が秘められている。
  24. もともとメンタルが弱いから、鍛えても無駄と思わないこと。
    鍛えたことがないからこそ、挑戦する価値がある。
  25. 大切なのは、緊張しないことではなく、結果を出すこと。
    緊張しても、結果を出せればOK。
  26. 発表に失敗したときの人生への悪影響を考えてみる。
  27. 病院は、病気になってから行くところではなく、悩んでいるときに行くところ。
    心療内科で診察を受けてみよう。
  28. あがり症は、大人になっても克服できるのか。
  29. 緊張による下痢は、過敏性腸症候群の可能性を疑う。
  30. 被害妄想が重度の場合、統合失調症の可能性を疑う。

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