「自分はできる」
どんな状況であっても、自分を信じることが大切です。
本当は自信がなくてもいいのです。
自信はなくても、前を向き、胸を張り、堂々とする。
嘘でもいいから「自分はできる」と信じるからこそ、緊張する場面でも心が強くなります。
自分はできると信じることで、自己暗示の力が働き、潜在的な可能性を引き出せます。
しかし、ここで注意したいことがあります。
「自分はできる」と信じることを、練習をサボることと一緒に考えてはいけません。
「『自分はできる』と信じているから、練習もサボっていいよね」という考えは間違っています。
自分を信じているからとはいえ、練習をサボっていいわけではありません。
「自分を信じる気持ち」と「練習による慣れ」は、完全に別です。
信じる気持ちは心を強くさせますが、慣れるためには練習が必要です。
「自分はできる」と信じて練習をサボると、本番ではがちがちに緊張して、ミスや失敗の連続になるでしょう。
信じることは、サボることではありません。
「自分はできる」と信じていても、練習は必要です。
夢に出てくるくらい、徹底的に練習すること。
少し慣れていたとしても、初心を思い出して練習に打ち込むこと。
どれだけ「自分はできる」と信じていたとしても、徹底的な練習が欠かせません。
「自分はできる」と信じつつ十分練習をした人が、本番を乗り越えられるのです。