緊張をしない対策といえば、何を思い浮かべるでしょうか。
「深呼吸をする」「メンタルを鍛える」「ポジティブ思考になる」など、さまざまな方法を思い浮かべるのではないでしょうか。
もちろんそうした方法も有効ですが、実はもっと単純でシンプルな方法があります。
自信なのです。
とにかく実力を身につけて、自信をつけてしまえばいい。
「偽りの実力」ではなく「本物の実力」であることが条件です。
自信をつけることは緊張対策にもなります。
緊張は、不安や心配によって生まれる感情です。
では、なぜ不安や心配が生まれるかというと、自信がないからです。
緊張は、自信がつくにつれて小さくなる性質があります。
本来、自信があるなら、緊張は小さくなります。
もちろん完全に緊張をゼロにするのは難しいですが、ゼロに近づけることなら可能です。
たとえば、スピーチやプレゼンの緊張を防ぐには、事前の練習が大切といわれています。
練習量に応じて緊張が小さくなるのは、練習によって自信がつくからです。
練習すればするほど、慣れと習熟によって自信がついて緊張も小さくなります。
スポーツの試合で本当に勝てる自信があるなら、緊張も小さくなります。
試験で必ず合格できる自信があるなら、やはり緊張も小さくなります。
交際相手へのプロポーズも、100パーセントOKをもらえる自信があるなら、緊張は小さくなります。
恐怖・不安・心配もなくなります。
裏を返せば「緊張するのは、まだ自信がついていない証拠」と言えます。
緊張しなくなるくらい十分な自信をつけましょう。
十分な実力を身につけ「絶対うまくいく」と思えるまで、ひたすら練習を重ねる。
練習によって自信をつけることが、緊張に強くなる王道です。