スキンケアのステップを大きく分けると、5つあります。
クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、美容液です。
毎日、スキンケアをしている人には、ごく当たり前の手順ですね。
では、ステップごとの役割まできちんと理解しているでしょうか。
「手順」はわかっていても「意味」まできちんと理解している人は少ないのではないでしょうか。
手順だけでなく、意味まで理解することが大切です。
意味まで理解できれば、今まで以上にスキンケアにも意識が向くはずです。
意味を意識しながらスキンケアをすれば、義務的に感じるスキンケアに、面白さが出てくるはずです。
スキンケアの意識を高めるために、いま一度おさらいしましょう。
最初のステップは「落とす」です。
まずクレンジングを使って、メイクをきれいに落としましょう。
ただし、完全なノーメイクなら、この手順を省けます。
次に、洗顔料を使って、顔をきれいに洗います。
顔の余分な皮脂を落として、毛穴に詰まった汚れを取り除きましょう。
ぬるま湯を使えば、温かさで毛穴が開くため、毛穴の奥の汚れまできれいに落とせます。
洗顔料で、顔をきれいに洗ったままの肌は、乾燥しやすい状態です。
乾燥を防ぐため、保湿成分をたっぷり含んだ化粧水で、保湿しましょう。
「水を加える」というより「保湿成分を加える」というほうが、正しい解釈です。
コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなどの保湿成分を加え、肌の水分の蒸発を防ぎます。
保湿以外に補いたい特別な肌の悩みがあれば、美容液によって補います。
たとえば、しみ、しわ、美白などです。
特に問題がなければ、省略することが可能です。
また美容液の種類によっては、乳液の後に使う場合もあります。
化粧水で肌に水分を与えた後は、油分で膜を作ります。
油分を加えることで、化粧水で与えた水分を逃がさずに保つ働きがあります。
ここで、基本的なスキンケアは終わりです。