化粧品選びでは、どのような情報を参考にしていますか。
雑誌で見かける広告や友人からの評判。
世の中では、さまざまな情報があふれかえり、化粧品選びに苦労している人も多いことでしょう。
しかし、広告や評判を参考にする以前に大切な大前提があります。
まず、自分の肌の状態を知ることです。
肌の状態には、さまざまな種類があります。
皮脂の分泌がバランスよい「普通肌」。
皮脂の分泌が少ない「乾燥肌」。
特定の物質に肌が触れると、かぶれたり炎症を起こしたりする「アレルギー肌」。
角質が薄くて刺激に弱い「敏感肌」。
皮脂の分泌が多い「脂性肌」。
皮脂の分泌が多いにもかかわらず乾燥している「混合肌」。
にきびが多い「にきび肌」。
目のしわが目立つ。
しみが多い。
色白か、色黒か。
まず自分は、どのような肌の分類に入るかを知ることが大切です。
乾燥肌なら、保湿はヒアルロン酸を重視した化粧品がふさわしいでしょう。
敏感肌なら、低刺激の化粧品が適切です。
にきび肌なら、にきび予防に特化した化粧品がおすすめです。
たるみやしわに悩んでいるなら、コラーゲンが含まれた化粧品です。
自分のことを知ることなくして、スキンケアは始まりません。
自分の肌を知ることで、ふさわしい化粧品のジャンルがわかります。
ふさわしい化粧品のジャンルがわかったうえで、評判やインターネットなどの情報を頼りしながら、化粧品を絞り込んでいきます。
化粧品売り場の試供品で、実際に触れて確かめたうえで、最終的に決めていくのが正解です。
自分の肌の特徴を知っているからこそ、ふさわしい化粧品を選びやすくなるのです。
「あなたは、どのような肌質ですか」
そう聞かれたとき、即答できるようになっておきましょう。
それが、スキンケアで一番大切な基本です。