あなたは化粧水や乳液などの化粧品を、いつもどこに置いていますか。
浴室に、化粧品を置いていませんか。
「浴室から出るとすぐ肌が乾燥するから、浴室でスキンケアを済ませよう」
たしかに手に届く使いやすさから言えば、浴室に置くのが一番便利です。
しかし、あまり勧められたことではありません。
浴室は、化粧品が最も苦手とする場所です。
浴室は高温多湿であり、化粧品の劣化につながりやすい条件が揃っています。
また、カビが繁殖しやすい場所でもあります。
浴室で湿度が高くなると、化粧水の入れ物に結露ができてしまい、カビが生えてしまう可能性もあります。
化粧品のキャップをきちんと閉めていたとしても、安心できないのです。
こう考えると、不潔ですよね。
品質劣化につながる条件が、これほど揃っている場所はありません。
おすすめは、浴室から出た部屋です。
多くの場合、洗面所に当たるのではないでしょうか。
直射日光の当たらない場所ですから、管理もしやすいところです。
洗面所なら、洗顔後に手が届きやすいので、普段から使いやすくなります。
お風呂上がりや洗顔後は、肌が乾燥しやすいため、できるだけ手の届きやすい場所にあると好都合です。
洗面所で保管するときも、気温と湿度変化が小さいように、棚に入れたり、カバーをかけたりなど工夫すれば、ベストです。