化粧品選びでは、どのような情報を参考にしていますか。
雑誌で見かける広告や友人からの評判。
世の中では、さまざまな情報があふれかえり、化粧品選びに苦労している人も多いことでしょう。
皮脂と水分量で肌のタイプを分けると、4種類あります。
「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」「混合肌(脂性乾燥肌)」です。
このほか「アレルギー肌」もよく聞かれます。
普通肌、乾燥肌、脂性肌。
あなたの肌は、どのタイプですか。
普段の状態で触ってもなんとなくわかりますが、自宅でもう少しきちんと確認できる方法があります。
見た目は1枚の皮のように見える肌ですが、厳密には層になっています。
肌の層は、3階層の構造から成り立っています。
上から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」です。
美容関連の記事でよく見かける「新陳代謝」。
美容のポイントを押さえる前に、新陳代謝という言葉の意味をきちんと理解しておきましょう。
新陳代謝とは「細胞の活動によって、新しい皮膚が古い皮膚と入れ替わるサイクルのこと」です。
スキンケアの最初のステップは、洗顔ではありません。
洗顔の前の手洗いです。
手洗いとはいえ、単に水で手を洗うだけでは、不十分です。
スキンケアのステップを大きく分けると、5つあります。
クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、美容液です。
毎日、スキンケアをしている人には、ごく当たり前の手順ですね。
「クレンジングをしても、なかなかメイクが落ちないんです」
そんな女性によく見られるパターンがあります。
最初に水で顔を濡らした後、クレンジングをしているのです。
メイクを落とすクレンジング。
どれも同じに見えるクレンジング料も、それぞれに違いがあります。
クレンジング料の選択を誤ると、かえって肌を傷めることもあります。
「きれいにメイクを落とそう」
そう思って、顔の隅々まで、時間をかけてクレンジングしていませんか。
たしかにクレンジングは、メイクを落とすのが目的です。
「朝は時間がない」
「化粧水や乳液がもったいない」
「朝は、顔を洗うほど汚れていない」
洗顔をするとき、洗う順番を心がけていますか。
「洗う順番?」
驚かれる人も多いことでしょう。
顔の汚れを落とす目的の洗顔です。
しっかり洗えば洗うほど、よく落ちます。
では、時間をかけるほどいいのかというと、そうではありません。
評判だけを、頼りに洗顔料を選ぶのはよくありません。
洗顔料が自分に合っていないことがあります。
洗顔をしすぎたり、不足したりなど、逆に肌を悪化させることもあり得ます。
多くの美容関係の記事には「洗顔はぬるま湯を使う」というフレーズを見かけます。
しっかりきれいに洗顔をするなら、ぬるま湯が勧められています。
温かい温度によって毛穴が開き、皮脂を溶かしやすくなるためです。
洗顔料を手に取るやいなや、いきなり顔につけていませんか。
できるだけ肌の奥まで洗顔料が行き届くよう、肌をこするように洗っていませんか。
きれいにしようとする心がけは、素晴らしいことです。
スキンケアで、絶対にやってはいけないことは何でしょうか。
一番悪いことは1つだけです。
顔をごしごし洗うことです。
コットンを使う場面があります。
化粧水をつけるときやメイク直しの際です。
「コットンでは化粧水がつけにくい」
化粧品売り場に行けば、星の数ほどある化粧品の量に、目まいを感じた経験はありませんか。
たくさんあるのはいいのですが、たくさんありすぎるのも困りものです。
どれを選んでいいのか、迷ってしまうのです。
勝負は、洗顔直後です。
水でびしょびしょになった顔をタオルで拭いた後、肌が乾く前に、化粧水をつけましょう。
洗顔直後は皮脂がまったくないため、あっという間に乾いてしまいます。
美容に気を使っている人なら、季節ごとに化粧品を変えている人も多いことでしょう。
季節ごとに化粧品を買っていると、使い切れないものが出てきます。
化粧品のタイプを使い分けるため、保管を考えることになります。
化粧水を顔につけるとき、2つの方法があります。
「手を使う方法」と「コットンを使う方法」です。
あなたはどちらを使うタイプですか。
「この化粧品、なじみがいいよ。使ってみたら?」
自分と同じ肌質の友人から勧められたから買ってみたものの、効果が感じられない。
「同じ肌質なのになぜなじみが違うのだろう」
細菌やウイルスなどの微生物は、栄養の供給源さえあれば、どこにでも存在します。
地面の上や机の上だけではありません。
何もないように見える空気中にも、実はいろいろな菌が浮遊しています。
あなたは化粧水や乳液などの化粧品を、いつもどこに置いていますか。
浴室に、化粧品を置いていませんか。
「浴室から出るとすぐ肌が乾燥するから、浴室でスキンケアを済ませよう」
食べ物には、賞味期限や消費期限があります。
鮮度を確かめるため、賞味期限や消費期限を参考にしながら買い物をする人も多いことでしょう。
より新しいもののほうが、よりおいしくいただけますね。
化粧品には、規定量があります。
「効果を出すためには、最低限、これくらい使ってください」という量です。
これは化粧品によって異なります。
ほとんどのブランドでは、化粧水と乳液などがシリーズになっています。
メイクで使う化粧品なら、ブランドが異なっていても、腕がよければ、それなりに整えられます。
メイクは基本的に、描くものだからです。
化粧水も乳液も、むらなく塗ることが大切です。
むらなく塗らないと、意味がありません。
塗り忘れている部分があると、乾燥して、肌荒れの原因になります。
クレンジングから最後の乳液までのスキンケアに、どのくらい時間をかけていますか。
「肌の負担になるため、スキンケアの時間は短いほうがいい」
「スキンケアは、時間をかける、効き目が高くなる」