執筆者:水口貴博

ワインの30の基本知識

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ハウスワインは、レストランの実力が反映されている。

ハウスワインは、レストランの実力が反映されている。 | ワインの30の基本知識

レストランへ行ってメニューを眺めていると「ハウスワイン」と呼ばれるワインがあります。

そういう名前のワインがあるわけではありません。

ハウスワインというのは、レストランが独自に選んで、客に勧める手軽なワインのことです。

どのようなワインがハウスワインとして選ばれているのかは、レストランによって異なります。

このハウスワインですが、実に面白いのです。

あなたがレストランのオーナーになったつもりで考えてみましょう。

ハウスワインを提供するとき、できるだけ安く、できるだけおいしいものを飲んでいただこうと思うはずです。

すると、ハウスワインの選び方には、レストランの考え方やこだわりが、自然と反映されるのです。

判断は、レストラン側に委ねられているため、レストランのことがわかりやすいのです。

ハウスワインでレストランの実力がわかる、と言われます。

手頃な価格でも、品質の高いワインが選ばれていると、目利きのソムリエがいる可能性があります。

「なぜ、このレストランは、このハウスワインを選んだのだろうか」

そういうことを推理しながら食事をすれば、変わった楽しみ方ができることでしょう。

ワインの基本知識(5)
  • ハウスワインの選び方から、レストランの姿勢や考え方を感じ取る。
急いでワインを冷やしたいときの3つの方法。

ワインの30の基本知識

  1. 色で分ける、3つのワインの特徴と違い。
    白、赤、ロゼ。
  2. 製法で分ける、4つのワインの特徴と違い。
    スティル、スパークリング、フォーティファイド、フレーバード。
  3. ワインの名前の起源がわかれば、一番アピールしたいポイントがわかる。
  4. なぜ、ワインはたくさん種類があるのか。
  5. ハウスワインは、レストランの実力が反映されている。
  6. 急いでワインを冷やしたいときの3つの方法。
  7. ワインは、作り手のこだわりや情熱が伝わりやすい飲み物。
  8. 酔うためにワインを飲むと、失敗する。
    ワインは味わうために飲む飲み物だ。
  9. ワインは、高価どころか、むしろ安い?
  10. プロに見える、スパークリング・ワインの上手な注ぎ方。
  11. ワインをおいしく飲むためのグラスの注ぎ方。
  12. なぜ、白ワイン用グラスより、赤ワイン用グラスのほうが大きいのか。
  13. ワインを保管するときに気をつけたい3つのタブー。
  14. ワインの「当たり年」「外れ年」の意味とは。
  15. シャンパンは、音を立てずに開けるのがエレガント。
  16. デザートワインの代表「貴腐ワイン」とは。
  17. ロゼの辛口スパークリング・ワインは、どんな料理にも合う万能ワイン。
  18. よいワインショップに見られる5つの特徴。
  19. ワインのコルク上部にあるカビは、品質劣化品と誤解されやすい。
  20. たくさんの種類のワインは、それだけ楽しみが存在するという証し。
  21. ブルゴーニュとボルドーの飲み比べは、ワイン入門コースにうってつけ。
  22. 高級なワインや持ち込みワインは、少し残して帰ると、ソムリエに喜ばれる。
  23. 11月の第3木曜日は、ボージョレ・ヌーボーの解禁日。
  24. ワインに含まれる酸化防止剤には、意外な効用がある。
  25. フランス産のワインでよく目にする「AOC」とはどういう意味なのか。
  26. 高価な高級ワインを、簡単に飲む方法。
  27. ワインの堅苦しい持ち方は、自分がおいしくいただくためのマナー。
  28. ワイナリーの見学ツアーに参加すると、ワインへの意識が向上する。
  29. プロに匹敵する、ワインのコルクの上手な開け方。
  30. フランスの「セカンドワイン」の意味とは。

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