ワインは、ごくごく飲む飲み物ではありません。
水やソフトドリンクのような感覚で飲みません。
ごくごく飲んでしまっては、もったいない。
酔うために飲むものではありません。
酔うために飲もうとすると、流し込むような飲み方になります。
流し込むように飲んでいると、せっかくのワインの風味や味わいが素通りになります。
ワイン独特の風味や味わいが感じられにくいのです。
酔うためにワインを選ぶと、お金がかかります。
物によっては、1本が数万円というものがあるほどです。
味にせよ、お金にせよ、もったいない飲み方です。
ワインは、ちびちびと飲む飲み物です。
少量を口に含むだけで、口全体に広がる風味があります。
口の中で、花火が爆発するような感覚です。
ワインは、一般的に高価です。
しかし、少量ずつ消費しますから、その点を考慮すれば、高いとは言えません。
問題は飲み方です。