執筆者:水口貴博

ワインの30の基本知識

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急いでワインを冷やしたいときの3つの方法。

急いでワインを冷やしたいときの3つの方法。 | ワインの30の基本知識

誕生パーティーや記念パーティーなどで、突然白ワインをプレゼントされた。

さっそく飲みたいけれど、冷えていない。

さて、どうしますか。

そんなとき、できるだけ早く冷やすための方法が3つあります。

  1. 冷蔵庫に入れる

まず単純な方法は、冷蔵庫に入れる方法です。

冷やすための最もシンプルな方法ですが、時間がかかるのがネックです。

およそ2時間かかります。

時間に余裕があるときは、冷蔵庫がおすすめです。

  1. 冷凍庫に入れる

2時間も待てない人は、もう少し凝った工夫があります。

まず、タオルを1枚用意します。

水でらした後、固く絞ってボトルに巻いてから、冷凍庫に入れます。

冷蔵庫ではなく、冷凍庫です。

そのまま冷凍庫に入れるより、濡らしたタオルに巻いて入れるほうが、短時間で冷えます。

30分もすれば、かなり冷えているはずです。

ただし冷凍庫に入れるわけですから、出し忘れた場合、瓶が割れてしまうことがあるので注意をしましょう。

  1. 水と氷を入れた容器に入れる

「30分も待てない。今すぐ冷やして飲みたい」

そういうときは、さらに工夫があります。

大きな容器を準備して、水と氷をたっぷり入れます。

容器の半分くらいが氷で埋まるくらい、たっぷりの氷を入れるのがポイントです。

その中にワインボトルを入れます。

すると、氷によって水が急激に冷え、冷えた水がワインボトルを冷やします。

およそ1分に1度くらいの割合で温度が下がります。

15分後には、しっかり冷えているはずです。

急いで冷やしたい場合は、この方法がおすすめです。

ワインの基本知識(6)
  • 状況に応じて、ワインの冷やし方を選択する。
ワインは、作り手のこだわりや情熱が伝わりやすい飲み物。

ワインの30の基本知識

  1. 色で分ける、3つのワインの特徴と違い。
    白、赤、ロゼ。
  2. 製法で分ける、4つのワインの特徴と違い。
    スティル、スパークリング、フォーティファイド、フレーバード。
  3. ワインの名前の起源がわかれば、一番アピールしたいポイントがわかる。
  4. なぜ、ワインはたくさん種類があるのか。
  5. ハウスワインは、レストランの実力が反映されている。
  6. 急いでワインを冷やしたいときの3つの方法。
  7. ワインは、作り手のこだわりや情熱が伝わりやすい飲み物。
  8. 酔うためにワインを飲むと、失敗する。
    ワインは味わうために飲む飲み物だ。
  9. ワインは、高価どころか、むしろ安い?
  10. プロに見える、スパークリング・ワインの上手な注ぎ方。
  11. ワインをおいしく飲むためのグラスの注ぎ方。
  12. なぜ、白ワイン用グラスより、赤ワイン用グラスのほうが大きいのか。
  13. ワインを保管するときに気をつけたい3つのタブー。
  14. ワインの「当たり年」「外れ年」の意味とは。
  15. シャンパンは、音を立てずに開けるのがエレガント。
  16. デザートワインの代表「貴腐ワイン」とは。
  17. ロゼの辛口スパークリング・ワインは、どんな料理にも合う万能ワイン。
  18. よいワインショップに見られる5つの特徴。
  19. ワインのコルク上部にあるカビは、品質劣化品と誤解されやすい。
  20. たくさんの種類のワインは、それだけ楽しみが存在するという証し。
  21. ブルゴーニュとボルドーの飲み比べは、ワイン入門コースにうってつけ。
  22. 高級なワインや持ち込みワインは、少し残して帰ると、ソムリエに喜ばれる。
  23. 11月の第3木曜日は、ボージョレ・ヌーボーの解禁日。
  24. ワインに含まれる酸化防止剤には、意外な効用がある。
  25. フランス産のワインでよく目にする「AOC」とはどういう意味なのか。
  26. 高価な高級ワインを、簡単に飲む方法。
  27. ワインの堅苦しい持ち方は、自分がおいしくいただくためのマナー。
  28. ワイナリーの見学ツアーに参加すると、ワインへの意識が向上する。
  29. プロに匹敵する、ワインのコルクの上手な開け方。
  30. フランスの「セカンドワイン」の意味とは。

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