いくらおいしいワインでも、ワインショップでの陳列が悪いと、味が変質してしまい台無しになっています。
ワインショップで、どう保管されているかは、ワインの品質を決める重要なポイントです。
よいワインショップでは、ワインの品質が保たれるよう、工夫を凝らしています。
では、ここで、よいワインショップに見られる5つの特徴をご紹介します。
よいワインショップは、店内の全体、あるいは一部が、少し薄暗くなっています。
ワインは光に弱いため、品質劣化を防ぐため、わざわざ薄暗くしているのです。
スクリュー・キャップ式のワインの保管は、縦に立てても横に寝かしてもいいのですが、コルク式は少し異なります。
コルク式のワインは、横に寝かせて保管するのが一般的です。
ワインとコルクが触れることで、コルクが膨張し、微生物などの混入を防ぐ効果があるからです。
購入者のことを考えているワインショップには、タグにはさまざまな情報が書かれているのが特徴です。
産地・年代・タイプなど、タグや値札などに、ワインの詳細情報が書かれていると、初心者にもよくわかりますね。
店主が買い手の立場になって考えている証拠です。
また、ワインについての見識を少しでも深めてほしいという、店主からの配慮や愛情もうかがえます。
安いワインとは異なり、1本が数万円もする高級ワインは、保管方法にも力を入れます。
ワインを売る都合上、室温の店内に置くのは仕方ありません。
しかし、高級ワインに関しては、特別なワインセラーで保管するのが一般的です。
鍵のかかったガラス張りのワインセラーが、暗い場所で保管されていれば、高級ワインの品質が保たれていると考えていいでしょう。
店員はアルバイトで働いている人が含まれるため、聞くなら店主です。
丁寧な対応であったり、ワインについて詳しく説明してくれたりする店主なら、ワインの品質もよいと考えていいでしょう。