執筆者:水口貴博

子どもの「生きる力」を育てる30のしつけ方法

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最初は平凡なことを褒めるだけでいい。褒めているうちに伸びていく。

最初は平凡なことを褒めるだけでいい。褒めているうちに伸びていく。 | 子どもの「生きる力」を育てる30のしつけ方法

生まれつきの記憶力・動体視力・運動神経などは、優れた才能の1つです。

しかし、才能とは、そうした優れた点だけではありません。

あらゆることは、考えようによって、すべて長所に変わります。

平凡なことも、捉え方によっては長所になります。

それは、発見する親、活用する親にかかっています。

子どもの声が大きいことも考えようによっては、長所です。

はきはき話をすることで、将来、会話で人を楽しませる分野で才能を発揮するかもしれません。

素直に言うことを聞けることも、長所です。

人の言うことを素直に聞けるなら、多くの友人や書籍から学びをどんどん吸収できます。

将来、大物になる可能性があるということです。

せっかちな性格というのも、見方によっては、長所です。

仕事の種類には「スピード重視」のものもあります。

そういう面で進められる仕事では、誰にも負けない才能を発揮する可能性があります。

平凡と思えるところも、どんどん褒めましょう。

平凡なことも、褒めることができます。

なぜ平凡なことを褒めるのか。

それは平凡なことを褒めているうちに、才能を伸ばす可能性が出てくるからです。

誰でも、褒められれば嬉しくなります。

褒められる快感が嬉しく、もっと上手にするようになります。

繰り返しているうちに、うまくなって才能と呼べるほど伸びることがあるのです。

子どもの「生きる力」を育てるしつけ方法(5)
  • まず平凡なことこそ、褒めていく。
子どもは、自分ではなかなか自分の長所に気づけない。
気づかせるのが親の仕事。

子どもの「生きる力」を育てる30のしつけ方法

  1. 子どもの健全な成長に欠かせない3つの要素。
    「健全な家庭環境」「栄養バランスの取れた食事」「親からの愛情」
  2. 無理やり伸ばそうとするのではない。
    自然に伸ばそうとする心がけが大切。
  3. 勉強は「知識」から教えるのではなく「楽しさ」から教える。
  4. 料理上手は、素材の味を引き出すのがうまい人。
    子育て上手は、子どもの可能性を引き出すのがうまい人。
  5. 最初は平凡なことを褒めるだけでいい。
    褒めているうちに伸びていく。
  6. 子どもは、自分ではなかなか自分の長所に気づけない。
    気づかせるのが親の仕事。
  7. 子どもの悩みに親が共感するか否かが「話してよかった」と「話さなければよかった」を分ける。
  8. 淡泊な質問に対しては、淡泊な返事しかできない。
  9. ぜひ、夕食のときに子どもへ質問したい、魔法の言葉。
  10. 「本当に気が利く親」というのは、あえて子どもの面倒を見すぎない。
  11. 幼少のころ、苦しんだり悩んだりした経験は、意外なところで役立つ。
  12. 遊び道具は、なくても成長できるが、あったほうがもっと成長できる。
  13. 思考力は「広く浅い体験」より「1つの深い体験」をするとき、養われる。
  14. 「これだけは誰にも負けない」という自信がほかへと波及し、生きる力につながる。
  15. 早起きするといいことがある実感をさせれば、自然と早起きが習慣になる。
  16. 1つの夢が、多くの要素を成長させる。
  17. 親の仕事は、子どもが失敗したときこそ、褒めること。
  18. 子どもの部屋を持つと、自立心が促される。
  19. 10歳前後になれば、自分の部屋を持たせてもいい時期。
  20. 努力であれ我慢であろうと、目安があると継続しやすい。
  21. 子どものおねしょを叱るのは、意味がない。
  22. 「もう1人の自分を見ているようだ」と驚くのは、子どもより親のほう。
  23. 卵1つで、子どもに自信をつけさせられる。
  24. 「まだ早すぎる」は、できるだけ言わないほうがいい。
  25. 「やってみると、思ったより○○だった」手応えの蓄積が、ゆくゆく子どもの財産になる。
  26. 夫婦が協力し合っている姿に、子どもは人間としてのあり方を発見する。
  27. 父親と母親の違いは、あったほうがいい。
    違いがあるからこそ、子どもは多くのことが学べる。
  28. 子どもに選ばせた靴は、自然と丁寧に扱うようになる。
  29. 自己評価が低い子どもは、不良に育ちやすい。
    自己評価が高い子どもは、健全に育ちやすい。
  30. 「先生」と呼ばれる親は、子育てに注意せよ。

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