犬によっては、音楽をかけると大喜びをする場合があります。
明るく元気になり、機嫌がよくなります。
犬も音楽の心地よい音色などを理解しているようです。
やはり犬も音楽が好きなのでしょうか。
音楽のほとんどは自然界に存在しない音ばかりですから、珍しい音や音色を聞いて、気分転換になっている場合も考えられます。
しかし、犬の機嫌がよくなる原因のほとんどは、意外なところに隠されています。
実は「音楽そのもの」より「飼い主の態度の変化」です。
犬のために聞かせている音楽は、飼い主のお気に入りの曲ではありませんか。
飼い主がかけようとする音楽ですから、ほとんどの場合、飼い主のお気に入りの音楽をかけることになるはずです。
人は、好きな音楽を聴くと、表情が柔らかくなります。
自然と明るく元気になり、機嫌がよくなるはずです。
そういう飼い主の機嫌がよくなったことにつられて、犬も機嫌がよくなっているということが多いです。
「犬がどんな音楽を喜ぶのか」という点も大切ですが、それよりまず飼い主が元気に明るくなれる曲をかけましょう。
基本的に犬は大きな音が苦手です。
騒がしい音楽を除いて、飼い主のお気に入りの曲は、犬も気に入るはずです。
喜んでいる飼い主の表情や態度を見て、犬も嬉しくなるのです。