他人の間違いは、自分のことだと思う癖をつけておきましょう。
他人のミスや失敗は、あなたのためになります。
自分が犯す前に他人が失敗を犯してくれたのですから、これほどよい教材はありません。
「人の不幸は甘い蜜」と言います。
しかし、人の不幸を笑うのではなく、自分のことだと思い、有益な情報を得ることに活用します。
失敗によって得られる学びは、成功以上に大きいです。
私は、読書をする際の本選びとして、失敗をした体験談を選ぶようにしています。
成功談は、往々にして自慢話が多く、聞きたくもない内容が豊富に含まれている場合が多いからです。
また成功にはいろいろなパターンがありますが、失敗するパターンはだいたい決まっています。
その決まっている失敗パターンを学び、自分が同じ過ちを踏まないようにします。
失敗談は、誰もが隠したがります。
しかし、隠したがる失敗談ほど、有益な内容が含まれています。
有益な内容が含まれているにもかかわらず、隠したがる傾向が強いので、余計に内容を知りたくなります。
隠したがる失敗談を知ることで、自分の人生と照らし合わせ、見つめ直せる機会になります。
特に、ホームレスの話は参考になります。
ホームレスには、以前は高収入・高地位だった人が多いです。
しかし、あるきっかけで生活が崩れます。
そのきっかけを学び、自分にもそうした要素はないかと当てはめて考えるのは、すごくためになります。
自分も同じような失敗を繰り返すことを未然に防げます。
鬱病の人の話。
受験勉強の失敗談。
離婚した人の話。
もちろん人の不幸を笑うのではなく、あくまで勉強が目的です。
失敗談を有効に活用して、ぜひ、あなたの人生にも照らし合わせてください。