鏡を見れば、自分の顔が見えます。
失敗を見れば、自分の心が見えます。
自分の心の状態は、犯した失敗を見れば、よく見えます。
私たちは、自分で自分の顔を見ることができません。
鏡を使って、自分の顔を確認します。
同じように、自分の心の状態も、自分では見えません。
心の状態を知るためにも、鏡が必要です。
心の状態を知るための鏡とは何か。
それが、失敗です。
自分の失敗を見れば、自分の心の状態がうかがえます。
「この人といると、いらいらする!」
こんな経験は、誰にでも一度はありますね。
いらいらするのは、小さな失敗の1つです。
いらいらすると思えば、そうさせる相手に問題がありそうですが、実は違います。
いらいらしているのは誰でしょうか。
自分ですね。
相手はあなたにいらいらを直接与えることはできません。
自分しか、いらいらを発生させることはできません。
そういうことに反応する未熟な自分が映っているということです。
いらいらしているのは自分ですから、自分に問題があります。
鏡を見れば自分の顔が見えるように、失敗を見れば自分の心が見えます。
ただ、自分の心の状態が見えているだけです。
相手には一切問題ありません。
それを、喧嘩へと発展させるか、自分改善に役立てるのかで、人生は大きく変わります。