執筆者:水口貴博

自己管理能力を高める30の方法

19

落ち込むときには、ありのまま落ち込む。泣くときには、しっかり泣く。

落ち込むときには、ありのまま落ち込む。泣くときには、しっかり泣く。 | 自己管理能力を高める30の方法

自己管理の基本は、集中することです。

集中するから、作業や行動の質が高くなり、管理がうまくできるようになります。

行動面だけでなく、精神面においてもそうです。

落ち込んだときには「元気にならなければ!」と思います。

落ち込んでいる自分に、無理やりカツを入れて奮い立たせようとしますが、なかなか簡単にできるものではありません。

本当は、落ち込むときには、しっかり落ち込んでおいたほうがいいのです。

しっかり落ち込んで、つらさや弱さをすべて吐き出したほうが、後からすっきりします。

気分転換がしやすくなるのです。

悲しいときに「涙を流すとかっこ悪い。我慢しなくちゃ!」と思います。

でも、本当は、悲しいときには、目が乾ききるくらいに、思いきり涙を流しておいたほうがいいのです。

しっかり涙を流したほうが、後からすっきりした気分になります。

たくさん涙を流すほうが、ストレスを吐き出せます。

次の回復へのステップにつながります。

中途半端な状態なら、次へのステップに進みにくくなります。

我慢をすることは、日本人の得意技です。

忍耐強い日本人は、我慢をすることが美徳と考えますが、一概にそうとも限らないのです。

自分をうまく管理するためには、集中することが大切です。

落ち込むときには落ち込み、泣くときには泣いたほうが、ストレスをうまく吐き出せ、回復も早くなるのです。

自己管理能力を高める方法(19)
  • 落ち込むときには、しっかり落ち込む。
  • 泣くときには、しっかり泣く。
忙しいときこそ、一息入れる。

自己管理能力を高める30の方法

  1. 「車の運転免許」の前に「心の運転免許」を取得しよう。
  2. すべて自分に問題がある。
  3. 鏡を見れば、自分の顔が見える。
    失敗を見れば、自分の心が見える。
  4. 人との衝突は、譲ることを忘れている証拠。
  5. スケジュールを書くと、やらなければいけないことが具体的にわかる。
  6. みんなの前で宣言すると、底力が湧き出てくる。
  7. 充電もしないで、携帯は動かない。
    睡眠も取らないで、人間は動かない。
  8. スケジュール変更は、前倒しが基本。
  9. 土は親であり、根っこは親子関係である。
  10. 死ぬことに比べたら、自分の抱えている問題は、すべて大したことはない。
  11. 忘れることのない生理現象に、忘れやすいことをリンクさせよう。
  12. 体調が悪くなったら、栄養ドリンクより、水を飲む。
  13. 自分にご褒美を用意して、一生懸命になってみる。
  14. 切り捨てることで、切り開ける可能性がある。
  15. 管理する力とは、愛の力である。
  16. 機械の冷たさが、時に温かい助けになることがある。
  17. 人を管理しようという行動は、自分を管理しようという行動に結びつく。
  18. 気分転換のポイントは、浮気をしないこと。
  19. 落ち込むときには、ありのまま落ち込む。
    泣くときには、しっかり泣く。
  20. 忙しいときこそ、一息入れる。
  21. 「自分は大丈夫だ」と思っている人ほど、大丈夫ではない。
  22. 人生、暇なし!
  23. 偉大なるリズムの上に、私たちは成り立っている。
  24. 1つの問題は、1つではない。
  25. 遅すぎるくらいなら、早すぎるほうがいい。
  26. 熱くないことは、熱いことに関連づけよう。
  27. 単調な作業は、小さな違いを作る工夫をしよう。
  28. 勉強は「場所」より「ハート」のほうが大切。
  29. 自分の体力を管理するために、休憩の時間を積極的に作る。
  30. 批判は、実はありがたい助言であることに気づく。

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