自分の生んだわが子を大切に育てようとするのは、大変なことです。
食事をさせ、おしめを替えたり、夜中に泣いてはなだめたりと、自分の子どもを育てることは苦労の連続です。
しかし、なぜそれができるのかというと、子どもを愛しているからです。
愛しているから、面倒な子どもの世話も「したい」という気持ちになります。
自分の部屋を掃除して、整理整頓をしようとするのも、愛しているからです。
部屋をきれいにしたいのは、自分の部屋だから、愛したい気持ちが働いているからです。
好きな人の携帯をチェックしたくなる気持ちや、束縛したくなるような気持ちになるのも、愛しているからです。
好きでもない人の携帯は見たいとも思いませんが、好きな人のことについては詳しく知りたくなります。
管理する力は、すべて、愛する力が原動力になっています。
大切にしたい気持ちです。
人が人であるかぎり「管理したいとは、愛したい」という表れなのです。