執筆者:水口貴博

自己管理能力を高める30の方法

22

人生、暇なし!

人生、暇なし! | 自己管理能力を高める30の方法

1人の時間は、自分を大切にする時間です。

瞑想めいそうをして、波立った自分の心を静める大切な時間です。

そういう時間があってこそ、自分を見つめて、将来の目標、やりたいことを思い描き、具体的な策を考えることができるのです。

これは今さら言うまでもありませんね。

ただ勘違いをしている人がいるのですが、1人の時間を自然の流れで作ろうとする人がいます。

「暇ができたら、1人の時間を持とう」とそのくらいにしか思っていないのです。

この忙しい現代で、暇な時間は簡単にできるものではありません。

学生は勉強や習い事に忙しく、社会人になれば、次は仕事で忙しくなります。

結婚すれば2人で協力する生活に忙しくなり、子どもが生まれれば育児に忙しくなります。

ようやく時間ができると思った定年後になれば、次は病気です。

年を取れば、病気になり、次は病院通いの日々になり、忙しくなります。

私たちは、学校へ通い、会社へ通い、病院へ通うという忙しい日々ばかりを送っています。

なんて忙しい人生なのでしょう。

人生、暇なしです。

こんな多忙の日々のなか「暇ができたら、1人の時間を作ろう」なんて、のんきなことを言っている場合ではありません。

1人の時間とは「意識して」作る時間です。

自然に、勝手に、いつの間にか、作るものではないのです。

友人との飲み会をキャンセルして、意識をして作ってこそ、自分を失わずに済みます。

自分らしい人生のために、時間を使うことができるのです。

自己管理能力を高める方法(22)
  • 1人の時間を「意識して」、持つ。
偉大なるリズムの上に、私たちは成り立っている。

自己管理能力を高める30の方法

  1. 「車の運転免許」の前に「心の運転免許」を取得しよう。
  2. すべて自分に問題がある。
  3. 鏡を見れば、自分の顔が見える。
    失敗を見れば、自分の心が見える。
  4. 人との衝突は、譲ることを忘れている証拠。
  5. スケジュールを書くと、やらなければいけないことが具体的にわかる。
  6. みんなの前で宣言すると、底力が湧き出てくる。
  7. 充電もしないで、携帯は動かない。
    睡眠も取らないで、人間は動かない。
  8. スケジュール変更は、前倒しが基本。
  9. 土は親であり、根っこは親子関係である。
  10. 死ぬことに比べたら、自分の抱えている問題は、すべて大したことはない。
  11. 忘れることのない生理現象に、忘れやすいことをリンクさせよう。
  12. 体調が悪くなったら、栄養ドリンクより、水を飲む。
  13. 自分にご褒美を用意して、一生懸命になってみる。
  14. 切り捨てることで、切り開ける可能性がある。
  15. 管理する力とは、愛の力である。
  16. 機械の冷たさが、時に温かい助けになることがある。
  17. 人を管理しようという行動は、自分を管理しようという行動に結びつく。
  18. 気分転換のポイントは、浮気をしないこと。
  19. 落ち込むときには、ありのまま落ち込む。
    泣くときには、しっかり泣く。
  20. 忙しいときこそ、一息入れる。
  21. 「自分は大丈夫だ」と思っている人ほど、大丈夫ではない。
  22. 人生、暇なし!
  23. 偉大なるリズムの上に、私たちは成り立っている。
  24. 1つの問題は、1つではない。
  25. 遅すぎるくらいなら、早すぎるほうがいい。
  26. 熱くないことは、熱いことに関連づけよう。
  27. 単調な作業は、小さな違いを作る工夫をしよう。
  28. 勉強は「場所」より「ハート」のほうが大切。
  29. 自分の体力を管理するために、休憩の時間を積極的に作る。
  30. 批判は、実はありがたい助言であることに気づく。

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