執筆者:水口貴博

知的な話し方をする30の方法

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理由をつけて話をすると、説得力が生まれる。

理由をつけて話をすると、説得力が生まれる。 | 知的な話し方をする30の方法

自分の主張を話すとき、ただやみくもに話をするのでは説得力がありません。

唐突に主張だけを述べられると、説得力がないばかりか、反感さえ買いかねません。

「理由はないけれど、こっちのほうがいい気はする」

「なんとなく、こう思う」

理由なしの会話もいいのですが、それとなく感情に振り回されている印象を受けます。

理由なしの会話は、そのときの感情に踊らされて話をしていると思われかねません。

「本屋に行きたい」と、一言ぽつんと言われると「面倒だなあ」と思います。

しかし「見たい本があるから本屋に行きたい!」と言われると「じゃあ行こうか」と思います。

告白のときにも同じです。

理由もなく「好きです!」と言うと「そんな突然言われても……」と相手を驚かせてしまいます。

しかし「かっこいいから好き! 付き合って!」と言うと「そう言われると断りにくいな。まあいいか」とOKしてしまいます。

自分が述べる主張には「理由」をつけると、説得力が高まります。

自分の主張を通すためには、理由はつけたほうがいい。

理由をつけて話をすると、急に説得力のある会話に変わります。

私はいつも話をするときに「~だからです」という理由をつけて話をするようにしています。

自分が主張をするからには、何か決定的な理由があることは当然です。

また会話の説得力を高めるためにも必要なポイントだからです。

理由をつけるから会話に芯が通り、知的な内容へと変わります。

説得力のある会話にするために「主張」と「理由」はセットにして話をするようにしているのです。

知的な話し方をする方法(15)
  • 「主張」と「理由」はセットにして、話をする。
正しい日本語を使ってこそ、正しい会話ができる。

知的な話し方をする30の方法

  1. 話し方で、あなたが決まる!
  2. 語尾を伸ばすと、品位が下がる。
  3. 「しかし」「でも」「だけど」は、反感を抱かれる話し方。
  4. ばかという人が、ばかにされる。
  5. 「かもしれない」「だと思う」は、心に響かない。
  6. 「たとえ話」は、自分のためにも、相手のためにもなる。
  7. トーンの低い声は、説得力が生まれる。
  8. オーバーな表現を使いすぎると、誰も話を真剣に聞いてくれなくなる。
  9. 要約をして、話がようやくまとまる。
  10. 「ええと」「あのー」を使わない。
  11. 本当の話し上手は、必ず話が短く、テンポがよい。
  12. よく知らない言葉や表現は使わない。
  13. 何でも「Yes」と答える人は、利用される人になる。
  14. 返事が速いと、仲良くなるのも速くなる。
  15. 理由をつけて話をすると、説得力が生まれる。
  16. 正しい日本語を使ってこそ、正しい会話ができる。
  17. 質問する人は、頭がいいと思われる。
  18. 相手の主張を、一部肯定すると、話も聞いてもらいやすくなる。
  19. 声の大きさは、自信の大きさ。
  20. 「要は」を連発する人の話は、いつまでもまとまらない。
  21. 5W1Hを含めると、会話がわかりやすくなる。
  22. 見下した言い方をする人が、見下される。
  23. 自慢話と自己アピールの違い、あなたにはわかりますか。
  24. だから敬語は素晴らしい。
  25. 体験談を、会話の中に含めよう。
  26. 人の評価より、自分の評価を気にしよう。
  27. 差別発言は、品位を下げる。
  28. 口数を減らすと、一言の重みが増す。
  29. 口数が多くなると、言葉だけでなく、人としても軽く見られる。
  30. 興味がない話は、教養として聞けばいい。

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