恋に理屈は不要です。
理屈のある恋は、本当の恋ではないとも言えます。
物事には「理由」があるのが普通と思われますが、恋は少し違います。
恋の場合、理由はよくわからないが、好きになってしまうのが普通です。
真剣な恋であればあるほど、理屈なんてどうでもよくなります。
そもそも理屈なんて、探しようがないのです。
恋は、理屈ではなく本能で進めるものだからです。
好きな人にどきどきするのは、本能が自然と反応しているからです。
どきどきを止めようにも止められず、自然と体が反応します。
理屈を超越した世界なのです。
たとえば「好きな人のどこが好きか」と質問されたとき、あなたならどう答えますか。
「○○だから好き」
理由がはっきりしているのは、残念ですが、本当の恋とは少し違います。
「○○だから好き」という考え方なら、代わりの人はたくさんいるでしょう。
もちろん好きな気持ちなのは事実かもしれませんが、本当の恋は、もっと本能をむき出しにしたものです。
理由がわからず、うまく言葉で説明できない部分がたくさんあります。
「なぜ好きなのか、言葉で説明できない」
「後悔するとわかっていても、付き合いたい」
「喧嘩をしても、嫌いになれない」
「諦めたほうがいいとわかっていても、諦められない」
「とにかく好き。大好き。死ぬほど好き!」
本能らしい表現が出るのは、素晴らしい恋ができている証拠です。
理屈なんて求めているようでは、いい恋はできません。
いい恋をしたければ、理屈なんて忘れましょう。
人を好きになるというのは、理屈ではなく本能なのです。