好きな人となら、いつも一緒にいたいと思いますが、そうとは限りません。
お付き合いでは、会うのを控えたほうがいい場面もあります。
会うのを控えるべき場面の1つが「何かに集中しているとき」です。
学生でも社会人でも、集中して取り組まなければいけない場面があるでしょう。
たとえば、大事な資格取得に向けて勉強をしているときや、仕事の山場を迎えているときなどです。
大事な仕事に集中して取り組んでいるときは、会うのを避けたほうが賢明です。
短い時間であっても、相手の予定を狂わせたり、集中力を妨げたりすることがあります。
集中力は、出るまでは大変ですが、切れるのは一瞬です。
ささいなことでも、集中力に悪い影響を及ぼすことがあります。
無理に会おうとすると、仕事で結果を出せなくなる状況が考えられます。
最悪の場合「恋人のせいでうまくいかなかった」と恨まれる可能性もゼロではありません。
良かれと思ってしたことが、逆効果になる場合があるのです。
大事な時期には、無理に会おうとせず、あえて距離を置く配慮が必要です。
相手から「集中させてほしい」とお願いされなくても、あなたから自発的に配慮したいところです。
「今は集中したい時期だよね。少し連絡は控えたほうがいいよね。待っているから頑張ってね」
そういう気遣いができる人のほうが、お付き合いが長持ちします。