私が以前に、ある人から説得を受けたときのことです。
大きな仕事をするときに、複数のグループを作りました。
1人ではできない内容だったので、グループをいくつか作って、仕事を分けて処理しようと思ったときのことです。
ある人が「メンバーを入れ替えてくれないか」というお願いに来ました。
技能の問題、人の好き嫌いなど、理由があるようです。
言いたいことはわかりますが、私には引っかかることがありました。
目を見て話をしないのです。
視線をそらしながら話す姿は、私も不安になります。
「この人の言うこと本当かな? 何か裏があるのではないか? もっと別の理由があるのでは?」と疑いたくなります。
大切なことを話している途中、自信がないように見えると、私もNOと言いたくなります。
「せめて目を見て話してほしいな」と、私は思いました。
相手の目を見ることは、説得力に大きな効果を発揮します。
目を見つめて説得しないと、話が通らないといっても過言ではありません。
相手にNOを言わせないために、目を見て説得することが大切です。
説得するときに、相手の目を見て話すだけでいいのです。
その姿は、自信ありげの様子に移り、相手に好影響を与えるのです。