語尾を伸ばす話し方は、印象の悪くなる話し方です。
軽い人だと思われる話し方です。
ばかな人に共通する話し方です。
あなたの話し方を1つチェックしましょう。
「語尾が伸びていないか」を、徹底的にチェックです。
「わかんないんだけどー」
「そうなんだー」
「冗談だよねー」
「はあー?」
語尾を伸ばして話をすると、それだけで頭が悪そうに感じます。
だらだらした軽い印象になります。
では、語尾を短くするとどうでしょうか。
短くするだけで、知的な印象が上がります。
先ほどの言葉の語尾を短く切ってみましょう。
「わからないのですが」
「そうなんですか」
「本当ですか」
「はい?」
どうでしょうか。
言葉は同じでも、語尾が伸びているか否かで、これほど受ける印象が大きく変わってしまいます。
不思議なことですが、話し方だけで印象はいかようにも変えることができるのです。
どうせ話をするなら、語尾を短くして、知的な印象を持ってもらうほうが得です。
いくらきれいな日本語を使っていても、語尾が伸びれば台無しです。
きれいな日本語を身につける以前に、語尾を短くするほうが重要な課題です。
きちんとした話し方は、あなたにとってプラスになります。
学生は、みんなが使っているからという理由から、自分もはやりに乗って使おうとします。
「はやりの言葉だから。みんなが使っているから。こんな言葉を使うとかっこいいから」
自分で自分の印象を悪くしているのです。
軽い人に思われているのではなく、軽い人に思ってもらうようなことをしている。
軽い人に思われたら、もっと言葉が軽くなり、さらに人間関係も軽くなります。
付き合っている関係も軽くなり、友人関係も軽くなり、自分の印象も軽くなってしまうのです。