抽象的な表現をするときに「たとえ」を使って話をすることがあります。
「たとえ話」ということです。
少しでも具体的に想像しやすく相手に伝えるために、ほかの事柄や事象に例えて、話を進めます。
「子どもの成長には、さまざまな出会いが大切だ」と言われても「わかっているけど、ぴんとこないな」と思いますね。
抽象的な表現は、相手にとってもイメージを浮かべにくい。
そんなときには、例えを使いましょう。
「子どもの成長は、花の成長と同じだ」という、例えを使って話をすると、急に説得力が生まれます。
「花は水や日光などさまざまな出会いがあって、大きく育つ。子どもの成長もさまざまな友人、恩師との出会いによって大きくなる」
このように言われると「なるほど」と深く理解ができ、イメージも浮かべやすくなります。
言葉に説得力が生まれ「なかなか賢いことを言う人だな」と思われるようになります。
知的な人だと思われるために「たとえ話」を使って話しましょう。
たとえ話は、自分のためだけでなく、相手の理解促進のためにもなる話なのです。