好きなことを仕事にするのは難しいとよく聞きます。
「好きなことで食べていけるのは一握りの人間だけだ。才能のある人間だけだ」といった声が聞かれます。
しかしそれは本当でしょうか。
視点を変えると、実は意外と簡単かもしれません。
「好きなこと」に絞るのではなく「好きなことに関わること」で考えてみてはいかがでしょうか。
好きなことに関わることなら、仕事の選択肢が広がり、可能性が見えてきます。
たとえば、ピアニストになりたい人がいます。
ピアノを弾くのが好きでピアニストとして食べていくのは難しくても、音楽に関わる仕事ならたくさんあります。
ピアノ教室を開いたり、音楽製作に関わる仕事だったり、ライブハウスを運営したり、楽器の販売だったり。
プロ選手になりたい人がいます。
スポーツが好きでプロ選手として食べていくのは難しくても、スポーツに関わる仕事ならたくさんありますね。
スポーツジムのトレーナーやインストラクターをするのも良し。
整体師や管理栄養士として、選手をサポートする側として働くのも良し。
イラストレーターになりたい人がいます。
絵を描くのが好きでイラストレーターとして食べていくのは難しくても、絵に関わる仕事ならたくさんあります。
絵を売る仕事、漫画家のアシスタント、キャラクターのデザイナーなどがありますね。
漫画家のアシスタントとして働きながらスキルを磨いていけば、いつかプロの道も切り開ける可能性も出てきます。
縁の下の力持ちのような仕事かもしれませんが、少なからず好きなことには関わっているので楽しさはあるはずです。
好きなことに関係する仕事なら楽しくやっていけるはずです。
「好きなこと」ではなく「好きなことに関わること」であれば、道があります。
選択肢はたくさんあるし、稼げる仕事もあるのです。