公開日:2024年11月1日
執筆者:水口貴博

丁寧に人生を生きる30の方法

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自分の言い方に問題があったと反省する人が、成長する。

自分の言い方に問題があったと反省する人が、成長する。 | 丁寧に人生を生きる30の方法

一人暮らしをしている学生が、母に仕送りのお願いをしました。

「パンツも送ってね」と一言付け加えましたが、送られてきたのは「下着」でした。

自分はズボンのつもりで伝えましたが、母は下着のことだと思ったのです。

友人に「10日の9時に電話して」とお願いしました。

ところが約束の日時になっても、電話はかかってきませんでした。

忘れているのかなと思って確認してみると、違いました。

自分は「午前9時」のつもりでしたが、友人は「午後9時」だと誤解していたのです。

あるカップルがいて、デートの日程を話し合っていました。

彼から「次の月曜午前に会おう」と誘ってきましたが、こちらは「ごめん、ヤマトが来るから会えない」という返事をしました。

彼は「ほかに男がいるのか!」と怒り始めました。

女性は「クロネコヤマトの宅急便」の意味でヤマトと言ったつもりでしたが、彼は男の名前だと思ったのです。

こうしたちょっとしたすれ違いは、誰でも一度は経験していることでしょう。

ここでどうするかです。

「そんなこともわからないの?」と相手を責めると、むっとされるでしょう。

「間違えちゃダメだよ」と叱ると、関係にひびが入るかもしれません。

まず大切なことは、こちらから先に謝ることです。

相手が誤解したのは、こちらの言い方に原因があるからです。

「ごめんね、私の言い方が悪かったね」と一言謝れば、済む話です。

言葉は難しい。

コミュニケーションでは、誤解しやすい言い方をすることがあります。

わかりやすく正確に伝えたいところですが、うっかりがあるもの。

誤解した相手が悪いと考えるのではなく、自分の言い方に問題があったと考えたほうが良い。

これが大人の対応です。

自己反省を促したほうが、スムーズに成長できます。

素直に謝ったほうが話が前に進み、めることもないのです。

次に大切なことは、言い方の改善です。

パンツという言い方には「ズボン」と「下着」の2つの意味があることに気づけます。

今後は「パンツ」ではなく「ズボン」という言い方にすれば、同じトラブルを防げますね。

9時という言い方は、午前と午後の両方の意味があって誤解しやすいものです。

午前なら「朝9時」という言い方にして、午後なら「夜9時」という言い方にすれば間違いは起こりません。

「ヤマト」という言い方は、あらためて聞くと、男の名前に聞こえやすいと気づけます。

「ヤマト」ではなく「荷物の受け取り」という言い方にすればOKです。

自分の言い方を反省し、今後は誤解がないような言い方を心がけます。

小さな誤解やすれ違いの経験を通して少しずつ言葉遣いが上手になり、洗練されていきます。

自分の言い方に問題があったと反省する人が成長するのです。

丁寧に人生を生きる方法(5)
  • 相手に誤解されたら、間違えた相手を責めるのでは、自分の言い方を見直す。
忘れ物をしたら、安価なものでも、きちんと探す努力をするのが良い。

丁寧に人生を生きる30の方法

  1. 美しい青空を見られるのも有限。
  2. 気持ちを込めて着替えると、1日の調子が良くなる。
  3. 好きなことを仕事にするのは、意外と簡単かもしれない。
  4. 体調が悪いときにきちんと休むことも、素直の1つ。
  5. 自分の言い方に問題があったと反省する人が、成長する。
  6. 忘れ物をしたら、安価なものでも、きちんと探す努力をするのが良い。
  7. 試着室が混んでいても、諦めない。
  8. 何事も、最初にすべきことは掃除。
  9. かっこよく仕事をするために一番大切なこと。
  10. 楽しいとき「楽しいね」と言っていますか。
  11. いい人を探す前に、まず自分がいい人になろう。
  12. あなたの人生は、もっと楽しくなる!
  13. 食事をおいしく楽しむコツは「目」と「鼻」にある。
  14. わくわくする予定を立てるだけで、今が楽しくなる。
  15. いまだに解明されていないことがあることに、あらためて驚く。
  16. 「だから人生は面白い」で締めくくると、すべてが前向きになる。
  17. 「間違ったら大変」「失敗したら大変」という口癖の人は、物事を大げさに捉えやすくなる。
  18. 食事のとき、余計なことはしない。
    目の前の食事に集中することが大切。
  19. 「1日くらいでは何もできない」と言う人になってはいけない。
  20. 笑顔で人と接することも、お布施の1つ。
  21. 謝罪のときには、とにかく言い訳はしないこと。
  22. 「やばい」を禁句にすると、品位と語彙力が高まる。
  23. 病院に行くなら、後回しにせず、早めに行こう。
  24. 台風が発生してから備蓄を確保するのは、早いようで遅い。
  25. 本当に強いのは、大量得点で勝ったチームではなく、最後まで諦めなかったチーム。
  26. 壁にぶち当たったときは「難しい」より「奥が深い」と言うのが良い。
  27. その配慮には、抜けているところがあるかもしれない。
  28. 今に集中して、今を精いっぱい生きることが、丁寧に人生を生きることになる。
  29. 記念写真を撮り忘れても、心の中に残っていれば、それでいい。
  30. 時間の使い方は、人生を決めることであり、自分そのもの。

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