書類を受け取ったとき、返信用の封筒と切手が同封されていました。
わざわざ封筒や切手を用意する必要がないので助かります。
相手が切手代・封筒代を負担してくれたということです。
「気が利くなあ」と感じるところですね。
こちらの手間が減るよう返信しやすい形になっていて、相手の優しい配慮が伝わってきます。
気の利いた配慮ができる人はとてもスマートで「仕事ができる人」という印象を受けますね。
ちょっとしたことですが、信頼アップにつながるのです。
しかし、少しだけ惜しいところがありました。
返信用の封筒と切手が「入っているだけ」だったのです。
返信用の封筒に住所・宛名を書かなければいけません。
切手を貼らなければいけません。
配慮はされているものの、あと一歩だったのです。
こうした場合、あらかじめ返信用の封筒に住所・宛名を書いて、切手も貼っていれば完璧です。
言うことなしの100点です。
受け手の手間はゼロになり、投函するだけで済みます。
これが一番理想的といえるのです。
相手のために配慮していることがあるでしょう。
自分ではきちんと配慮をしたつもりでも、気づかないうちに、抜けているところがあるかもしれません。
もちろん配慮はないよりあったほうがいいものですが、抜けているところがあるのはもったいない。
余裕があれば、できるだけ100点の配慮を目指したいですね。
自分の配慮を振り返ってみて、抜けているところがないかチェックしてみることは大切です。
相手の負担が少しでも軽くなるよう、まだできることがあるかもしれません。
できることがあれば、惜しみなく工夫しましょう。
細部まできちんと配慮ができていると、相手に感動され、好印象にもつながるのです。