一人暮らしを始めたら、日記をつけてみることをおすすめします。
「日記なんて面倒」「一人暮らしは忙しくて日記をつける暇はない」と思うかもしれません。
たしかに日記を書くには一定の時間は必要ですが、一人暮らしでは大きな恩恵をもたらしてくれます。
一人暮らしでは、さまざまな失敗を経験します。
特に一人暮らしを始めた直後は、失敗の連続を経験するでしょう。
失敗直後は意識ができても、時間がたつにつれて記憶が薄れたり忘れてしまったりするもの。
日記をつけると、失敗を書き留められます。
「今日はこんな出来事があったね」
「こんな失敗をしてしまった。次からこうしよう」
「今日はこんな発見があった、こんな気づきがあった、こんな学びがあった」
日記をつけると、日々の生活を振り返る良い機会となり、成長を促してくれるのです。
きちんとした日記帳でもいいですが、市販のノートでも十分です。
日々の出来事を日付とともに記録していくのです。
日記を長く続けるコツは「肩に力を入れず、メモ書きをするような感覚」です。
一人暮らしでは「頑張ることより楽しむこと」が大切です。
日記をつけるときも、頑張ることより楽しむことを意識してみてください。
長々書く必要はなく、ほんの数行でもいいのです。
日記が面倒くさいなら、最初の半年や1年だけでも構いません。
一人暮らしをするなか、ミスや失敗があれば、正直に書きます。
「私はこんなミスがあった。失敗があった。次からこうしよう」と強く意識できます。
きちんと文字にすることで対策も立てやすくなり、建設的な改善につながります。
初めての一人暮らしは、新しい気づきや学びがたくさんあるので、ネタには困らないはずです。
むしろ「スペースが足りない」という思うことのほうが多いかもしれません。
一人暮らしを始めると、親への見方が変わります。
「親が作ってくれた料理はこんなに大変だったのか」
「親はこんな大変な家事を毎日やっていたのか」
「親がやっていた家計のやりくりは、こんなに大変だったんだね」
どれだけ親のお世話になっていたか、いかに親の存在が偉大なのか、嫌でも痛感します。
そして、親への感謝の気持ちが強くなるのです。
「私は本当に親のお世話になってばかりだった。なんてありがたいのだろう」と。
親への見方が変われば、人生も変わります。
きちんと感謝の気持ちを忘れないにも、日記は有効です。
一人暮らしを始めた流れで、日記の習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
自分の生活を振り返るためだけでなく、感謝の気持ちを忘れないためにも、日記はおすすめです。
すでに日記の習慣があるなら、今後も続けていきましょう。
日記は、あなたの成長を促してくれる、効果的なツールなのです。