賃貸物件で生活するときは、禁止事項を守って暮らすことが大切です。
当然のことですが、いま一度確認して、しっかり注意しておきたいところです。
賃貸物件は所有物件と違い、禁止事項が定められています。
たとえば、一般的な賃貸物件の場合、次のような行為はNGとされています。
ベランダ付きの物件もあるでしょう。
ベランダでのバーベキューやホームパーティーも、禁止されていることがほとんどです。
ベランダは「共用部」という区分になるため、違反すると近隣住民の迷惑になり、トラブルに発展することがあります。
そのほか楽器の演奏や石油ストーブの使用を禁止している賃貸物件もあります。
一人暮らしに慣れてくると「ばれないだろう」「少しくらい大丈夫だろう」と思うこともあるかもしれません。
しかし、やはり禁止事項はしっかり守る必要があります。
賃貸物件は、あくまでオーナーからの借り物ですから、きちんと契約を守ることが必須です。
禁止事項に触れると、賃貸契約違反となってしまい、大きなペナルティーが課されます。
注意を受けるだけでは済まず、損害請求をされる可能性があります。
悪質と認められた場合、退去を命じられるケースもゼロではありません。
契約を結ぶ際にしっかり説明を受けますが「少しくらいいいだろう」という油断が命取りです。
契約内容を忘れてしまったときは、賃貸契約書を見直しましょう。
保管している賃貸契約書を取り出し「禁止事項」の項目をチェックです。
禁止事項に触れるかどうかわからないときは、大家や管理会社に一度問い合わせてみるといいでしょう。
また、禁止事項に記載がないとしても油断はできません。
無断で壁に大きな穴をあけたり壁紙を張り替えたりすると、退所時、原状回復として多額の費用を請求されます。
借り主の過失で窓ガラスを割ってしまったり鍵を壊してしまったりした場合は、大家や管理会社に連絡をしましょう。
長く住み続けるためにも、賃貸契約を守っていくことが欠かせないのです。