一人暮らしは自炊が必須と考える人がいます。
もちろん一人暮らしは自炊が基本といえるでしょう。
その理由は節約です。
毎回外食をしたり、お弁当を買ったりすると、食費が高くつきます。
自炊は、食費を抑えるためにも健康的な食事のためにも効果的とされています。
もともと料理をするのが好きだったり得意だったりする人は、どんどん自炊すればいいでしょう。
自炊の時間がリフレッシュや気分転換にもなるはずです。
しかし「一人暮らしは絶対自炊」という考えを持つのも良くありません。
自炊は手間と時間がかかります。
忙しい日々を送っている人にとっては、自炊の時間を捻出するのが難しいこともあるはずです。
そもそも料理が苦手、まったくできないという人もいるはずです。
そういうときは、スーパーやデパートで売られているお弁当が役立ちます。
安くなる夕方以降を狙ったり、上手に買いだめ・まとめ買いをしたりすれば、料理の手間を省けるうえ節約にもなります。
値引き商品や割引シールを気にしない人もであれば、どんどん買うといいでしょう。
場合によっては、自炊よりお弁当のほうが安上がりになるケースもあります。
たとえば「自炊=毎日作る」という発想を変えてみることも大切です。
日によって自炊とお弁当を賢く使い分けるのもアイデアです。
毎日自炊は大変でも、週末だけ自炊をして、忙しい平日は外食やお弁当に頼るという方法もありでしょう。
また、自炊を基本としつつも、残業があるときや体調が悪いときはお弁当にするという方法もありです。
人によってライフスタイルが異なるため、正解も人それぞれです。
一人暮らしは自炊が必須という固定観念にとらわれず、柔軟な見方をして、自分に合った食事スタイルを見つけることが大切です。
どちらも共通して言えるのは「栄養だけはきちんと取ること」です。
自炊・お弁当のどちらでもいいのですが、体は資本なので、健康を意識した食事は必要です。
特に大切なのは、タンパク質です。
タンパク質は体を作る材料であり「体重1キログラムあたり1グラム」が目安です。
どれだけ忙しくても、タンパク質だけは欠かせないのです。
むやみに食事を抜いたり、偏った食事になったりすることだけはないよう心がけましょう。