自分に正直に生きようとすると、おのずとわがままになります。
人の都合より自分の都合を考え、自分本位になりがちです。
周りからわがままと思われ、ひんしゅくを買うことも増えるのです。
もちろんわがままは大切ですが「わがままだけの人」になるのは避けたいところ。
自分に正直に生きたいと思っても、仕事の質を落としたり、人に迷惑をかけたりするわけにはいきません。
24時間365日、自分らしく生きられれば最高ですが、現実ではなかなか難しいところがあります。
そういうときにおすすめなのは「範囲を絞ったうえで自分に正直になる」という方法です。
何から何まで自分に正直に生きるのは難しくても、一定範囲であれば、積極的に動けるのではないでしょうか。
たとえば、アフターファイブは思いきりわがままに過ごすという方法です。
仕事中はきちんと仕事に集中する一方、仕事が終わった後は思う存分自由を満喫して、わがままを爆発させます。
仕事の後はプライベートですから、どんな過ごし方をしようと誰からも文句は言われません。
仕事で迷惑をかける心配もなく、1日1回はわがままを実現できます。
平日は仕事に専念して、週末はたっぷりわがままに過ごすという手もありますね。
アフターファイブの自由時間と同様、週末も自由に使えますから、自分らしいわがままな過ごし方を叶えられます。
また仕事とはいえ、進め方や方向性など、自分で決められる範囲があるのではないではないでしょうか。
自分に選択権があって「ここは好きにして良い」という部分があるはずです。
自由にできる範囲があるなら、評価や周りの目は気にせず、自分に正直な選択をしてみるといいでしょう。
子育ての親であれば、自分たちだけですべて抱え込むのはやめます。
週に一度や月に数回、祖父母に子どもを預けて、子育てから解放される時間を作ることが大切です。
祖父母にとっても孫と触れ合う機会になって喜ばれるはずです。
何から何まで自分に正直になるのではなく、仕事や人間関係に支障が出ない範囲でわがままになればいいのです。
そうすれば、自分の責任を果たしつつ、自分らしく生きられます。
自分らしくあるために、時にはわがままも必要です。
ポイントを見極めれば、仕事や人間関係で迷惑をかけることもありません。
仕事や子育てに頑張っているときこそ、自分を解放させる時間を作りましょう。