青春とは何か。
辞書で調べると「若い時代」「青年期」などの意味が出ます。
そのほかにも「人生の春にたとえられる時期」「夢や希望に満ち活力のみなぎる時代」という意味も見つかります。
大人になって社会人になれば「もう青春は過ぎた」と思いがちです。
社会に出て仕事を始めると、毎日が戦場です。
朝から晩まで仕事一色。
会社の指示に従い、奴隷のように働く毎日。
人生の春にたとえられる時期も、夢や希望に満ち活力のみなぎる時代も、終わったように感じるかもしれません。
楽しそうにしている学生たちを見て「まだまだ子どもだな」と見下しつつも、なんとなく羨ましい気持ちになるのです。
しかし、気づいてください。
どんな辞書にも「人生に青春は1回しかない」とは書かれていないはずです。
青春は、1回しかないと思い込んでいませんか。
いいえ、青春は何度でも始められます。
青春が終わる原因は何か。
青春が終わる最大の原因は、自分が勝手に終わらせてしまうことです。
「もう青春は終わった」と思うから、青春が終わります。
「終わった」「手遅れ」「取り戻せない」といった弱気の考えがよくありません。
いったん青春が終わったとしても、これから新たな青春を始めればいいのです。
すなわち、第2の青春です。
将来に夢と希望を持つ。
話しかけられる側ではなく、話しかける側になる。
ネガティブ思考はやめて、ポジティブ思考を心がける。
自分の短所や欠点を嘆くのはやめ、長所や美点を伸ばす生き方をする。
新しい習い事を始めてみる。
気になる異性に声をかけ、新しい恋を始めてみる。
自分の能力を最大限に生かし、人類や社会の発展に貢献する生き方をする。
すると、生まれ変わったかのように、新しい人生の幕が開けるでしょう。
第2の青春が始まるのです。
第2の青春は、何歳であろうと関係ありません。
中年でも年配者でも始められます。
独身者であろうと既婚者であろうと関係ありません。
たとえバツイチでもバツニでも始められます。
第2の青春は、いつからでも始められます。
人生は、多くのチャンスにあふれています。
命あるかぎり人生は続き、さまざまなことに挑戦するチャンスがあります。
青春が終わったのではありません。
これから新しく始まるのです。
腐った精神を引き締めましょう。
新鮮な心を取り戻しましょう。
投げやりな人生を改め、これから誠実に生きましょう。
その気になれば、今からでも第2の青春を始めることができます。
さあ、過去は忘れてください。
これからが本番です。
今からあなたは、第2の青春が始まるのです。