世の中には、すでに成功している人がいます。
プロ・一流・巨匠といった成功者です。
すでに成功している人と接する機会があれば、成功するためのコツや方法を知りたいと思うでしょう。
そんなとき「答えを教えてください」とストレートに聞いてしまいがちです。
確実にうまくいく方法がわかれば、どれだけ楽でしょうか。
成功者なら、成功するための裏技や近道を知っているだろうと思う。
一刻も早く成功したい気持ちが強いと「細かいことはどうでもいいから、答えだけ教えてほしい」と思う。
そのため、ストレートに答えを求める聞き方をしてしまうのです。
しかし、残念ながら「答えを教えてください」という人は成功できません。
自分で考えることを放棄しているからです。
成功するためには、しっかり悩み抜いて、自分なりに答えを導き出すことが必要です。
成功者は、いきなり答えを求められても、返答に困るでしょう。
成功の種類によって、成功パターンは異なります。
立場や状況によって、必要条件も異なります。
以前通じた方法が、今も通じるとは限りません。
時代は、刻々と変わっています。
刻々と変わる状況に応じて、自分なりに最適な決断を下しながら行動していくことで、少しずつ成功に近づいていけます。
そのため、答えだけ求めるのはナンセンスです。
そもそも「いきなり答えを教えてほしい」という人には、親切に教えたくなくなります。
自分で考える努力を放棄している人と関わると、面倒な仕事が増えそうなので、冷たい態度であしらわれるでしょう。
では、こうしたとき、どんな聞き方をすればいいのか。
本当に成功したいなら「ヒントを教えてください」と聞くのが正解です。
コツやポイントといった成功のヒントだけもらい、後は自分の立場や状況に当てはめて、臨機応変に行動しようとします。
成功をつかみ取るのは、あくまで自分です。
ですから、結経のところ、思考したり行動したりするのは自分です。
たとえ相手が成功者であれ、べったり頼ろうとするのではなく、コツやポイントといったヒントだけ得ようとする程度が正解です。
こういう人が、本当に成功します。
何でも答えを求めないことです。
求めるなら、ヒントです。
大事なことだけ学べば、後は自分の状況に当てはめて考え、応用していくのがいいでしょう。
自分の状況を一番よく知っているのは自分ですから、ヒントだけもらい、後は自分で悩み考え抜くこと。
自分で考え、自分で決断して、自分で行動する人が成功するのです。