自分の人生に責任を持って生きることが大切です。
自分の人生に責任を持っていないと、苦労やトラブルが増えるからです。
たしかに責任を持つのは大変です。
間違えたら、恥をかきます。
失敗したら、痛い目に遭います。
責任が大きくなるにつれて、ストレスもプレッシャーも増え、疲れやすくなるでしょう。
考えなければいけないことも増え、生きにくくなるように思えます。
「何かあれば親に責任を持ってもらえばいい」と考える人もいるかもしれませんが、甘い考えには要注意です。
親とはいえ、何でも責任を持ってくれるわけではありません。
親にも限界があります。
親もいつかはこの世からいなくなります。
親に頼りすぎていると、精神が未熟なままになり、だらしない人生になるでしょう。
きちんとした親ほど、甘えてくる子どもを突き放そうとします。
責任から逃げるということは、無責任な人生になるということ。
無責任な人生では、トラブルを増やしてしまい、かえって苦労が増えるのです。
苦労やトラブルを減らしたいなら、自分の人生に責任を持って生きることです。
いま一度、誓いましょう。
「自分の人生に責任を持って生きる」と。
すでに意識をしているなら、再認識をして、意識を強化させましょう。
発した言葉も、自分の責任。
仕事の結果も、自分の責任。
判断も決断も、自分の責任。
人生の生き方も、自分の責任です。
たとえ衝動的な行動も、自分の責任と考えます。
責任を持つ最大のメリットは「真剣になれる」という点です。
曖昧でいいかげんなことができなくなり、何事も真剣になれます。
責任による好影響は、態度・言葉遣い・生活習慣など、広く波及します。
きりりと引き締まった表情になります。
健康意識が高まり、食事や運動を気遣うようになります。
何かを判断するとき、より多くのことを考えながら決断できるようになります。
自暴自棄になりそうでも、一歩手前で踏みとどまれます。
ミスや失敗をしても、自分が責任を負えば、成長に変えることができます。
責任の重圧は増えますが、大きなトラブルが起こる可能性は低くなります。
責任を持って生きるのは大変ですが、何事も慎重になるため、かえってトラブルが減るのです。
責任から逃げるのではありません。
責任を受け入れましょう。
責任は、あなたをより良い人生に導く先生です。
人生の標識になるので、迷ったときでも、自然と正しい生き方を選べるようになります。
自分の人生に責任を持って生きると、明るい未来が待っています。