「悔しい!」と思う瞬間は誰にでもあります。
スポーツ試合に負けたときや仕事のコンペで負けたときは、悔しい気持ちが湧き上がり、鼻息が荒くなるでしょう。
本気で挑んだにもかかわらず、不本意な負け方をしたときは、残念でなりません。
自分の力不足を思い知らされたようで歯がゆいもの。
特に負けず嫌いの人なら、負けるたびに悔しい気持ちになるはずです。
さて、注目したいのは、悔しいと思ったときです。
中途半端に悔しがるのは良くありません。
無理に我慢したり、適当にごまかしたりするのはNGです。
それは自分に嘘をついていることになります。
中途半端に悔しがっていては、負けた機会が生かされません。
悔しいのに悔しくないふりをしてしまうと、心の整理がうまくいきません。
中途半端が一番良くない。
気持ちをごまかすと自分を偽ることになるため、ストレスがたまって、ますます自分を苦しめることになります。
悔しいときは、しっかり悔しがってください。
手加減はご法度です。
悔しくて涙が出そうなら、しっかり涙を流してください。
悔しくて大声を上げたいなら、周りに聞かれない場所で、しっかり大声を上げてください。
歯を食いしばったり、しっかり握り拳を握ったりするのもよし。
煮えたぎるような炎が心の中で火の粉を散らせることがあるはずです。
悔しい気持ちは、バネになります。
悔しい気持ちが強ければ強いほど、強いバネとなり、大きなパワーを生み出します。
「次は必ず勝ってやる!」「次は絶対成功させる!」という悔しさをバネに転化することで、大きな飛躍を遂げるのです。