不機嫌は伝染する特徴があります。
いらいらしている人や怒っている人がいたとき、そばにいる自分まで不機嫌が伝わってきた経験はないでしょうか。
不機嫌な人の周りには張り詰めた空気が漂っていて、自分のところにも伝わってきたことがあるでしょう。
自分に向けて直接何かをされたわけではありませんが、息苦しさを感じてしまい、嫌な気持ちになってしまいます。
不機嫌な人がいると、その人から風邪のように悪いウイルスがばらまかれ、自然と周りに伝わってしまうのです。
あなたも不機嫌のとき、いつの間にか周りに不快感を与えていることがあるため注意が必要です。
不機嫌のときは、できるだけ言葉や態度に出さないよう注意したい。
つい表に出てしまうのなら、人と距離を置いたり1人の時間を作ったりなど、周りに迷惑をかけない配慮を心がけましょう。
さて、伝染するのは不機嫌のときだけではありません。
逆パターンのときも言えます。
上機嫌も伝染するのです。
相手の心を直接見ることができなくても、見た目や雰囲気から上機嫌であることがわかります。
声のトーンが高かったり、にこにこ表情を浮かべていたり、妙に動きが活発だったりなどなど。
「機嫌が良さそう。何かいいことがあったのだろう!」
ふと相手の心がかいま見えることがあるのではないでしょうか。
そういうときは、不思議と自分まで嬉しい感情が伝わってくるものです。
特別いいことがあったわけでもないのに、なぜか見ているこちらまで明るい気持ちになってしまいます。
相手から上機嫌が伝染したのです。
上機嫌も不機嫌と同じように、周りに伝染する特徴があります。
上機嫌になることがあれば、どしどし人と会って、いっぱい笑顔を見せていきましょう。
不機嫌を伝染させるのはNGですが、上機嫌を伝染させるのはOKです。
周りに恩恵を与えることになるからです。
空気を通して上機嫌が周りに伝染していきます。
上機嫌を伝染させると、周りから「ありがとう!」「元気になった!」「パワーをもらった!」と感謝されるでしょう。
輝く存在となり、周りを明るく照らしていけます。
上機嫌を伝染させる人は、太陽なのです。